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ルーマニア・ブルガリアⅤ 面白写真ー1
2008.06.27
草加せんべいの庭
2008.06.21
草加に「草加せんべいの庭」が出来ました。
と言っても何のことかわからないでしょうが、
簡単に言うと、「煎餅屋さん」が出来たということですが、
でも、かなり変わった、楽しめる煎餅屋です。
飲んだり、食べたり、遊んだり、煎餅を焼いてみたり・・・・、
といろんなことができます。
楽しいですよ。
http://www.yamakosenbei.co.jp/gardeninfo.html
構想4年、建築工事1年の仕事でした。
一度寄ってみてください。
ルーマニア・ブルガリア Ⅳ やわらかな屋根
2008.06.20
泰山木の花
2008.06.16
ルーマニア・ブルガリア Ⅲマラムレシュの木造教会群
2008.06.16
マラムレシュは辺境、地の果て、である。
ヨーロッパのエアポケットのような地だ。
ルーマニアのもっとも北にあり、川の先はもうウクライナ。
村々に木造の教会がある。
もちろん小さな教会もあれば大きいものもある。
そのどれもが美しい。
しかもその教会が生きているのだ。
日曜にあると今でも村の人々が、中には民族衣装を着て集まる。
歩いてくる人、馬で来る人、ヒッチハイクで来る人、教会の周りには入れ切れない人々が取り囲んでいる。
宗教が何の疑いもなく受け入れられている。
いまでも深く生活に根差した宗教、そしてその中心を荷う教会を見たのは初めてだ。
当然のようにマラムレシュ木造教会は伝統的な素材、工法で造られている。
この教会の美しさを何と表現したらいいのだろうか。
半農半牧で生きる人々の素朴で正直な心の表れ、
村の中心でもある教会への人々の敬慕、
とでも言えばいいのだろうか。
ルーマニア・ブルガリア Ⅱ ガタガタ道
2008.06.10
ルーマニアは共産主義の国の中でも、永くチャウセスクの体制が続いただけに、
また、その後の政治もうまくいかず、近代化が遅れている。
だから、首都から遠く離れると道はガタガタ。
昨年、カンボジアに行った時もそうだったが、
車の天井にまで届きそうなくらいガクーンと揺れる。
内臓はお腹の中で右へ行ったり左へ行ったり。
後進国に行くとだいたいそんなもの。
僕らが思っているスムースな道路のイメージとは大きくかけ離れている。
ルーマニアでもそれに近い体験をしていると、
なるほど国造とはモノをスムースに動かすことから始まるのだと実感させられる。
つまり人、物資、情報の移動速度だが、
そのために道で言うと、できるだけ真っ直ぐ、真っ平らな道がスピードアップにつながる。
ルーマニアでも都市に近いところは下の写真のよう。
なるほど、ローマ街道を作った人たち、日本だと田中角栄、アウトバーンを作ったヒットラーのような人は、
国家形成に機能的な道がどれだけ重要か、直感的に分かっていたんだな~と、感心。
でも地方に行くと機能的でないガタガタ道になり、
美しい風景にぶち当たる。
のんびりしていて、馬車がゆっくりと走っている。
その軽やかな馬のひずめの音も音楽のように聞こえる。
人柄も人懐こい。
それに建築も美しい。
ルーマニアの、もうウクライナに近い北方のマラムレッシュはそうだった。
次回はそのようなことを考えさせられたマラムレッシュの建築、について。
ルーマニア・ブルガリア3千Kmの旅 Ⅰ
2008.05.29
いつも旅は1~2枚の写真から始まる。
それはほとんど建築、それも古い民家や集落の写真なのだが、
招いているというか、匂ってくるというか…、
この空間を実際に体験してみたい、と思わせる写真に巡り合うことがある。
今回のルーマニア・ブルガリア3000キロもそのようにして始まった。
今回は時間がなくそうできなかったが、
いつもはそのあたりの建築に詳しい人に会ったりしてかなり調べる。
行くところはほとんど山中などの辺鄙なところ。
いい民家や集落はまだまだ世界中にたくさん残っている。
だからそのような所に行くには自分たちで車を運転したり、
運転手付きの車をチャーターするしかない。
お決まりのツァーコースではないから自由自在。
そのように自分たちで旅行するのは本当に楽しい。
しかも建築が好きな仲間ばかりだから、
ある共有感を持って美しい建築の体験、勉強ができる。
夜はもちろん仲間と食事をしながらビールにワイン。
今回は時間不足で調査があまりできなかったこともあり、
また旅行会社が入っていたこともあったが、
それでも4~5割はいい所に巡り合うことが出来た。
いつも思うのは旅行は行った者勝ち!
とりあえずは写真から。
ルーマニアの眠るようにたたずむ美しい民家。
ブルガリアの民家。階段室とバルコニー、植物が一体となり楽しい空間を作っている。
ルーマニアの修道院。これも静かで、可憐で気品のある美しさ。
自邸Ⅳ
2008.05.25
日大の教授に・・・
2008.05.22
「仕事の学校」という名の・・・
2008.04.27
学校があります。
夏休みに約一週間、高校生を対象にした学校です。
どんなことをやる学校かというと、
受験の前に、
「夢」と「仕事」と「社会」、そして「自身」のことを一緒に考える場、
それが仕事の学校です。
ぼくは大学で建築を教えているが、
学生を見ていると、
自分の将来を偏差値で決めたり、あるいはたまたま建築学科に来た子が多い。
受験で自分の将来を決めるなんて、
人生がもったいない。
どう考えてもヘン。
受験の前に子供さんをこのようなセミナーに行かせてみたらどうでしょう。
場所は横浜、5泊6日の宿泊型セミナー。宿泊費、食事、プログラム込みで4万円と安い。
詳しくは、
http://www.shigotonogakkou.net/
左官のコンペ
2008.04.25
先日新宿OZONで左官のコンテストが開かれました。
どんなコンテストかというと、
45センチ角のパネルにスイス漆喰を使って自由に表現するというもの。
審査委員長をやたのだけど、面白い作品がたくさんあった。
その中から、
色の違う漆喰を塗り重ね、乾いたあと削り取る深さを変えることによってデザインしたもの
左官が試験管の台となっている
小さな鏝で繊細な模様を作り出している
型を用いて繰り返してつなげることのできる左官
可愛い娘を描いた左官
テクスチャーを変え市松に並べる
段差のある左官
左官の「エロチカ」
左官という限定された素材だが、
限定された中での表現にも無限の可能性がある。
左官の名人、久住さんと一緒に審査をやったのだが、
久住さんも楽しんでいた。
左官仕事の復興に貢献できたらと思い企画した左官のコンペです。
この主催はイケダコーポレーションで、社長の英断で実現したもの。
ありがたい。
このコンペは来年もあると思います。
よかったら参加して下さい。
自邸Ⅲ
2008.04.14
またまた・・・、
2008.04.07
Apartment鶉の枝垂れ桜
2008.04.06
鉄平石を求めて・・・
2008.03.23
現在設計中の建物のため、諏訪湖の近くの霧ケ峰へ行きました。
鉄平石の採掘場に何度か行ったことがあるのだけど、
行くたびに思うことはその原始的な風景。
これは江戸時代?
近代化が進む中で採石場は依然として前近代的。
大谷石の採石場もそうだったけど・・・。
鉄平石の採石場に行くと規格に合わない(薄く割れない)デッカイ石がごろりと転がしてある。
これが実は安い!
規格外だからめったに使う人がいないからだ。
このくらいのデッカイ石も今度の計画に使いたい。
さらに採石場を歩いていたら、
美しい石積み発見。
これも使えそう
素材の生産現場に自分の足で実際に行かないとこのような発見はない。
諏訪の鉄平石も、大谷石も「お手軽に使えるタイル状にした石」に押されてなかなか苦しいようだ。
でもお手軽な材料ではそれなりの建物しかできない。
自宅Ⅱ
2008.03.18
熊本の田舎から東京に出てくるまでは戸建ての家だった。
18歳で東京に出てきてから転々とアパートを変った後、
現在のマンションに長いあいだ住み続けてきた。
だから久しぶりの戸建て住宅での生活である。
しかも田舎にいた時は親の建物で、今度は「自分の家」だ。
自宅を作ってみてマンション住まいとの大きな違いは、
戸建て住宅は住まう人間が街に対して顔を向けて住まうということ。
建物が街にさらされている。
ところがマンション生活は街に対しても、それどころか隣の部屋の人とさえ無関係。
それは気楽な住まい方ではあるが、
都市の中の箱の一室、無名性をもった隠れ家のようなものだ。
マンションは誰々さんチではない。
なるほど戸建ての住宅を持つとは街に対して顔を向けて住むことなんだと、
近所へのあいさつ回りやなんかで改めて認識を深めた。
それに建築家が作る家だから、やはり目立つ。
別段奇をてらったつもりもないし、
むしろ自分としては地味に、自然なおさまり方をした家のつもりだが、
それでも目立つ。
自分の家が社会に曝されるることで、
住宅の意味を改めて考えさせられた。
自邸を…、
2008.03.15
作っています。
土地を手に入れたのが、10年前。
でも人の家ばかり作っていて、自分の家を作る暇がありませんでした。
紺屋の白袴状態だったわけです。
それに忙しかったことばかりが理由ではなく、
建築家にとって自邸とはなかなか手に付け難いもの。
施主のせいにする言い訳が立たないし、
またプロですから、いろんなプランが出てきます。
こんなものを作りたい、あんなものも作りたい、
そして、あーでもない、こーでもないと長い間プランを捻くりまわし続けていました。
それがそれがとうとう作る切っ掛けになったのは、
友人に「もう一回作ったら」と言われたこと。
そうか、そうだよねーと妙に納得。
この一言でやっと踏ん切りが付きました。
それにしても出来たら、見せて、見せてと言われることしきり。
見に来てもらったら素茶でお返しするわけにもいかず、
飲むことが増えそう。
電車の・・・
2008.03.05
電飾掲示板を見て不思議に思っていたこと。
掲示板をよく見ると、小さな電球が縦横、碁盤の目に、直角に並んでいます。
だから文字もまっすぐになっています。
ところが時々、文字が斜めに傾いて、
つまり「斜体の文字」になって、
文が右から左に移動することがあります。
新幹線やJRでもよく見ます。
でも掲示板の電球は縦横直角の升目。
にもかかわらず、どうして文字が斜体になるのか納得がいきません。
何故そうなるのか?
斜体になるのは文字が右から左に動くときだけで、
動かないときは、必ず真っ直ぐの文字になっています。
はは~ん、斜体になるのは文字の下の方が上より少しだけ早く左に動いているのでは・・・、
それを証明するために、斜体の時の写真を撮ってみました。
上の「Kishibojinnmae」は見た目は斜体に見え、右から左に動く文字。
やはり、文字の下の部分が先に左に出ていて、上の部分は遅れていました。
ところで文字の下と上ではどのくらいの時間差があるのだろうか、
という疑問が出ます。
これはケッコウ頭の痛くなる問題。。。
そこで問題。
「文字の上と下でのずれ、時間差は何秒か?」
どうです?
なお、文字は動いているので1点が3~4点になっています。
写真のシャッタースピードは16分の1秒です。