2007年06月の
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こんなに美味しい中華は・・・Ⅱ

2007.06.28

先日の美味しい中華料理店、枉駕(おうが)の後日談。
お店で飲んだお酒は芋焼酎。
料理も気分も良く、多分僕がボトルの2/3空けたと思う。
ボトル2/3飲むと、ふつう明くる日の朝はちょっと気分が悪いはず。
ところが全く二日酔いなし。
爽快な朝だった。

焼酎の名は「天地水楽」。
この店で置いてるだけあって有機栽培の芋と米から作った焼酎だ。
さすが!とさっそく楽天で買い求めた。
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ところがである。
同じ焼酎のはずが、翌日はかなりの二日酔い。
朝は何んとも気分がすぐれず…。

あの店で飲んだ時は最後に、
「甘草」という胃、肝臓にいいお茶が最後に出てきた。
多分かなり飲んでいることを知って、
薬膳よろしく、店主の気遣いで出てきたのだろう。
お酒も他の料理との組み合わせが大事、
なんだな~。

超不思議な…

2007.06.26

地盤改良です。
東京の東部には軟弱な地盤が広がっている。
そんな敷地での建築には地盤改良が必要だ。

現在荒川区で小さな住宅を手掛けている。
しかしそんな小さな住宅の地盤改良でも結構な予算になってしまう。
摩擦杭といわれる地盤改良では130~140万の見積になった。
小さな住宅ではこの金額は大きい比重を占める。
困った挙句、探し出したというか、
思い出したのがこの土嚢(どのう)による地盤改良だ。

工事はなんてことはない。
まず、根切り底に砂利を詰めた厚さ8センチぐらいの土嚢を3段敷くだけ!
これだけで驚異的な地耐力が出る。
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この工法の基本原理を考えたのは、
名古屋工業大学名誉教授の松岡元先生という方だが、
施工方法で特許を取ったのは、以前僕の事務所にいたことのある野本太君。
彼は現在、埼玉県の建設会社(野本建設 tel 0480‐61‐0266)の社長だが、
彼がかつて熱く土嚢のことを話しているのを思い出し、
今回の地盤改良を依頼することになった。

工事費は何と40万弱。

たかが土嚢を積むぐらいで本当に何十トンもの耐力が取れるか、
以前は半信半疑だったが、
公共工事や、滑走路、工場などにも使われ、
施工事例がだんだん増えてきているようだ。

しかも制振の働きもある。
地震が来ると、
土嚢の中の砂利の動きが熱エネルギーに変化するわけだ。

軟弱地盤で困った時のため、
この情報を頭の隅っこに入れておくといいです。

こんなに美味しい中華は…

2007.06.21

食べたことない、というお店の紹介。
東久留米に美味しい中華料理屋があるので行きませんか、
との誘いを受け、
西武池袋線、東久留米に!?と思ったが、
この方が言うのなら本当かもしれないと思い、
ものは試し、
行くことになった。

そうしたら美味しいこと、美味しいこと!、本当に美味しい。
美味しさにもいろいろあるが、
食材の味を引き出し、自然で、これ見よがしな作為がない。
最近アバンギャルドな料理がはやっているが、本当に美味しいのはめったにない。

なんせ舌先で美味しいというのではなく、胃が、体全体が喜ぶ料理なのだ。
お店の方に聞いたら、有機の素材を使っているとのこと。
なるほど素材がちゃんとしてなきゃこんな料理は作れないだろう。
この店はの名は枉駕(おうが)。

食べながら僕の目指す建築とよく似ているな、と思った。
自分のイメージにねじ伏せるのでなく、
対象との関係の中で創作する。
建築と料理も似てるなと、感激。

この店のホームページは
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ohga/annnai.html

地鎮祭も・・・

2007.06.11

いろいろ。
普通、地鎮祭といえば神主さんがとりおこなうもの。
だが、世の中にはいろんな宗教をお持ちの方がいて、
実は様々な地鎮祭がある。

僕の経験では、山伏による地鎮祭が最も強烈だった。
ホラ貝をボーッ、ボーッと吹きならし、日本刀で空をエイッ!エイッ!と切る。

キリスト教信者の建て主さんは牧師さんを連れてきたたが、
牧師さんのギターの伴奏で、賛美歌を歌わせられたっこともあった。
しかも現場で。信者でない私は何とも照れくさかった。

もちろん仏教の地鎮祭もある。
何となく縁起の悪い地鎮祭のようにも思えたが。

何でもいいのだが、やはり僕的にしっくりいくのは神主さん。
これだっていろいろ。
ある神社関係の建物の時は真っ白い束帯を着た三人の神主さんに、巫女さんが二人。
これは格調高く本当に美しい地鎮祭だった。

ところで今日の地鎮祭は、普通の神主さんによる地鎮祭だったが、
ちょっと違ったのは、
供え物の飾り付けを神主さんが丁寧にやっていたこと。

大根や筍の切り口も少し角を落とす丁寧さ。
スルメも足の部分で身を巻いて格好良くなっている。
ほんのちょっとした手の加えようで美しくなる。

なるほど!とデザイナーの目で見てしまった。
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2年前建てた…

2007.06.09

平塚の住宅のお施主さんから「飲みに来ない?」、
との誘いがあり、久々に尋ねた。
丁度、住宅の完成頃子供が出来たようだと聞いていたが、
今回伺ったら、もう二歳のの子供が歩き回っていた。
子供の成長とともに、住宅も年を重ねたわけだ。
住宅というより、家が、というべきか。
住宅は家族とともにある。

庭は住宅の完成後手を加え、桜の木の下にブランコがあった。
住宅を設計するものとして、久しぶりに訪ね感慨深いものがあった。
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施主はまだ31歳で若い,ローコストの家だ。
しかし未来に続くこんな家の設計も楽しい。

奥さんはこの田園の中の建物でお花教室をやっている。
都内では考えられないような生活だ。
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平塚周辺でお花を習いたい方はどうぞ。
この教室のH.Pはリンクの欄にあります。

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