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2013年10月の
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弾丸ツアーⅢ
2013.10.31
たった36時間のシンガポール、
ほんのチョイしか見てないわけで、どの建物が一番良かったと言える柄じゃないが、
見た中では、有名なラッフルズホテル。
コロニアルスタイルで、明治の初めのころに作られたホテル。
第二次世界大戦中は日本軍が占領していたため、
このホテルも接収され、メイドさんの服も和服だったとか。
今や想像だにできない。
この写真はラッフルズホテルの紹介でよく見かける写真だが、
スケスケの模様に光の透過がきれい。
南国らしくいろんなところにスケスケの模様が使われている。
決して白と黒で全体がまとめられているわけではないが、
白い塗装に対し、その他が落ち着いた色なので黒く見える。
そのことにより白自体の柄と、濃い隙間の模様がはっきりと映し出される。
弾丸ツアー Ⅱ
2013.10.25
シンガポールは36時間滞在だったけど、
もっと遠いベルリンにやはり同じくらいの滞在時間、という旅行もあった。
ベルリンの壁が壊されて間もない頃、
ある企業の社長が、
「泉さん、旧東ベルリンにある貴族の館を購入したいんだけど、本当にいい建物かどうか見てよ」とのことで見に行った。
この時も短時間だったけど、目的の建物以外にもたくさんの建物を見ることができた。
もっともその時印象深かったのは、第2次世界大戦の弾痕の跡がまだそこらじゅうに残っていて、
戦争の生々しさを見たこと。
次の弾丸ツアーはワールドカップドイツ大会。
このツアーはまさしく「弾丸ツアー」と銘打ったものだったけど、
この時も会場近くの街の建物をたくさん見ることができた。
ケルンの大聖堂もこの時始めてみた。
もっとも試合のほうはオーストラリアにボロ負けだったけど。
意外と短時間の海外旅行でも結構建物を見ることができる。
建築家って、本当に貧乏性。
それにしても地球は本当に小さくなった。
僕らが子供の頃、海外旅行は夢のまた夢だった。
今や、日常的に海外を行ったり来たりしている人はザラ。
何十時間、いや何時間滞在なんて当たり前になってきている。
でも僕らにとって、海外はやり新鮮な体験。
弾丸ツアー
2013.10.04
滞在時間わずか36時間だけど、このような建物がある国に行って来た。
結構有名になった建物なので皆さんもご存じかも。
シンガポールにある超高層の建物です。
3つの超高層ビルの上に船が乗っているようなデザインで、一度見たら忘れられない。
建築家はモシェ・サフディー。
このサフディーさん、最初に名前を聞いたのは僕が建築を勉強し始めた頃の大昔。
1967年のモントリオール万国博覧会で、
若くしてアビタ67と言う建築史にも残るような集合住宅を作り、超有名になった。
しかし、その後彼の名前をまったく耳にしなくなったが、4~50年ぶりに聞いたのがこのシンガポールの建物。
この建物を近くに行って見たいとは思わないが、
その後の彼の人生の変遷をも遠くから見ているようで、
感慨深い。