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2008年10月の
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今度は、僕たちの本の紹介です
2008.10.14
今度は僕たちの本の紹介です。
僕と3~40代の建築家の4人で書いた本がまもなく出版です。
書名は、
「住宅作家になるためのノート Notes on Becoming an Architect」
出版社は彰国社。
http://www.kenchikubunka.com/synergy/blog_view.php?id=896
住宅作家を目指す、悩み多い若い建築家に是非読んで頂きたい本です。
本の一文より・・・・・
「住宅設計は楽しい、でも住宅設計で生きることは難しい。
そのような引き裂かれた状態が住宅作家を目指す人にはつきものです。
この引き裂かれた状態に対し答えるべく、
住宅作家としてどうにか歩み始めることができた若い建築家と、
それなりの経験を積んだ建築家がこの本を書きました。」
もう一つ、お勧めの本
2008.10.09
「生物と無生物とのあいだ」です。
これも話題の本なので読んだ人がいるかも。
二十歳代のころから生物、生態学の本は読んできました。
(実は僕の建築感はこれにかなり影響受けていると思う)
その中でもこの本は出色の出来ばえ。
まず科学者なのに、と言っては失礼でしょうが、
文がうまい。
(本全体の最後の一文などなかなか)
それに平易に、楽しく読ませる。
科学的説明の中に科学者の生きざまなどが分かって楽しい。
生物学者や物理学者は、特に海外の人は哲学的な世界観がある。
偉大な学者は世界観を変える哲学者、思想家なんですね。
だからそれに付き合うには結構骨の折れる。
でもこの本はこれを実にうまく説明している。
ご一読を。