2019年08月の
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設計中! Apartment Fuji

2019.08.23

池袋の駅近くに木造3階建ての集合住宅を設計中です。

地下鉄副都心線、池袋駅を出て、歩いて3~4分くらいの、超駅近。

この集合住宅のゲートをくぐると、建物に囲まれた、3層吹き抜けの中庭があります。

この中庭に面して、各階の廊下や階段があります。

だから、居住者は皆、この中庭を通って各住戸に入ります。

かつて、中国の街中にある四合院住宅で、一歩建物に入ると、静寂な中庭があったのが忘れられない。

その四合院住宅の中庭は、そう広くはなくはなかったが、3層分の高さの吹き抜けから光が落ちていた。

だから仄暗い明るさで、それがかえって中庭に親密感を漂わせていた。

計画している建物の中庭を下から見上げたところです。

外観です。

完成は来年暮。

入居募集が始まったら、またこのブログにアップします。

2019年度ニューモード Ⅱ

2019.08.16

ベトナムの菅笠を被ったままコンビに入った。

レジに品物を持って行ったら、レジの女の子がクスクス笑っている。

どうも傘を見て笑っているようだ。

胸に付けている名札を見たら「リン」とカタカナで書いてある。

ひょっとしてベトナムの子ではないかと思い「ベトナムの人?」と聞いたら、ハイ、とはにかんで答えてくれた。

さらに、カタコトの日本語で、「ドコデカッタ?」と聞いてきた。

「AMAZON!」と答えたら、二人で大笑い。

この傘はベトナムで、何というのか気になっていたので、聞いたが、よく聞き取れない発音。

そこで、紙に書いてもらった。

どうも、ノ、とロを間違っているようだが、まだ日本語がよくできないのか、それとも、ベトナム語のノは日本語のノ、とロの間にあるのかもしれない。ロを間違っているようだけど、ベトナム語のNOは日本語のロに近いのかもしれない。

2019年度ニューモード Ⅰ

2019.08.11

暑いですねー。

自宅から仕事場からへ、毎日歩いて通っているが、この暑さだと10分も歩くと、汗びっしょりになってしまう。

頭にあたる日差しも厳しく、昨年は麦藁帽子をかぶったが、麦藁帽子だと帽子の中が蒸れる。

で、今年は日傘、というのも考えたが、男にはまだ抵抗があるし、両手をハンドフリーにしておきたい。

東京都は来年の猛暑の中で開かれるオリンピックのために、日傘状の帽子を発表したが、ダサイ!

そこで自分でデザインをしてみようと思ったが、出来上がるまでは取り敢えず、ベトナムの菅笠(すげがさ)をかぶることにした。

頭と笠の間に五徳と呼ばれるものでスペースをを作るので、帽子よりは涼しい。

最初、目白通りをかぶって歩くには勇気が入ったが、今は慣れてしまった。自分自身にはこの格好が見えないというのもあるけど。

この帽子をかぶっている人をベトナムで見ても何とも思わないし、日本でも釣り人がかぶっていても、さりありなん、と思うだけ。

恰好の恥ずかしさって、何んなんだろうな、などと思索にふけ乍ら歩いている。

ところで新しい帽子のデザインだが、帽子と頭の間に隙間を作り、風が通りぬけるようにするにはどうしたらいいか、帽子自体の温度が上がらないようにするにはどうしたらいいか、といった機能的な面に、もちろんデザイン的にもかっこいいものにしたい。

こう考えると、帽子のデザインも建築の設計も同じだなーと思える。


		                                

「家づくり学校」特別公開講座

2019.08.11

泉が校長を務めています、家づくり学校で、

『家づくり学校特別公開講座開催』 を開きます。

8月25日14時~17時 、工学院大学にて

講師 三澤文子

テーマ 『建築家のなすべき仕事ー三澤文子、自分を語る』

家づくり学校の受講生以外の方々も参加頂ける講座です。

詳しくはNPO法人家づくりの会のHPイベントページをご覧ください。

二井進氏の作品

2019.08.04

僕はいろんな先生に勉強させて頂いたが、二十歳代の頃の先生は、造形作家の小野襄先生。

二井さんも小野襄先生の弟子で、僕は建築家になったが、彼は造形作家になった。

彼から個展の案内をもらい、銀座に見に行った。彼の作品はこれまでにもちょくちょく見ているが、今回の作品はこれまでと違い、新しい境地を開いた気がした。

作家にとって、新しい境地を開くのは大変なこと。同じモノ作りとして、よく分る。

記念に同じものを作ってもらえないか、頼んで帰った。この作品はマスターモデルを先ず作り、それから型取りして作ったものだから、複製を作ることができる。

1~2週間して作品が送って来て、我が家の床の間に飾った。

現代的な作品だけど、和室の床の間によく納まっている。

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