2020年06月の
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Apartment藤(ふじ)

2020.06.20

副都心線、池袋駅のもっとも要町よりの出口から徒歩3分のところに、
今建設中の集合住宅「Apartment藤」の現場があります。
豊島区池袋は人口密集地の活気ある街です。
そのようなところに相応しい、何だか中国の客家(はっか)か、
かつて上海にあった九龍城を思わせる元気印の集合住宅を考えました。
準耐火構造、木造3階建です。
下の写真は模型で、1階のゲートを入ると、回廊に囲まれた中庭に出ます。

この中庭を下から見上げた模型写真です。
住人は皆、この中庭に面した回廊や階段をぐるぐる回って各住戸へ入ります。
階段や回廊は太い磨き丸太が支えています。

上棟したのは先週。
で、実際はどうかというと、
同じく下から見上げた現場の写真です。
中庭には、今足場板が敷いてあって、全体を見渡せませんが、
この中庭では、いろんなイベントが開かれる予定で、
今から、イベントの賑やかな音が聞こえてきそうです。
完成は今年の暮れ、
楽しい集合住宅になると思います。

ながみひなげし Ⅱ

2020.06.17

先月書いた」「ながみひなげし」の続きです。
暫くして同じ道を通ったら、あの赤い花がこのようになっていました。
これも可愛い。

近くまで寄ってみたら、ホントに可愛い。
でも、この中はどうなってるのだろう?

仕事場に持って行き、可愛いとは思いながらも、
カッターナイフで切ってみたら、 中から種がいっぱい出てきた。
成る程、これだったら繁殖が旺盛なのも頷ける。
下記は「ながみひなげし」についての農環研ニュースからの引用です。
「一つの実に平均1600粒の種子が内蔵されおり、一個 体から100個の実をつけることもあるので、最大で一 個体から15万粒の種子が生産されます。種子の表面 にはくぼみがあり、でこぼこしており、車のタイヤな どにくっつきやすくなっています。梅雨時に種子がで きるので、道路の中央分離帯にできた種子が、雨で濡 れた車のタイヤにくっついて運ばれ、道路沿いに分布 を広げていると思われます。交差点の信号の付近に特 にナガミヒナゲシの群落が見られるのは、タイヤに着 いた種子が信号待ちで落ちるためと思われます。」
とのこと、 なるほど!

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