2006年02月の
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講演会のお知らせ・・・

2006.02.11

といっても、滋賀県彦根でですが。
日時 : 平成18年2月25日(土)13:15~16:00
場所 : 彦根市佐和町6-15 文教ビル5Fコンベンションホール
      (JR彦根駅下車徒歩3分 彦根市役所前)
参加費: 無料
● 申込方法
下の参加申込書にご記入の上、2月1 7日(金)までに郵送、F A X、E – m a i lでお申し
込みください。
( 定員1 0 0 名先着順)* 空きがある場合は当日参加も受付ますので会場に直接
お越しください。
参加申込書
申込者氏名
住所(所在地) 〒
連絡先TEL FAX
● 申込・問合せ先 
滋賀県木材協会 T el  077 -524- 3827 Fax 077- 522 -4258
E -m ai l  s-mokkyo@mx.biwa.ne.jp

ルイス・カーンって建築家を・・・・

2006.02.04

皆さんご存知ですか?
有名な建築家ですから、もちろん建築をやってる人はご存知でしょう。
彼についてのドキュメンタリー映画が現在上映されています。
渋谷の映画館でレイトショーの夜9時から。
http://www.myarchitect.jp/

建築家は3回結婚しないと大物になれないと、昔から言われています。
(残念ながら僕は大物になれない)
フランク・ロイド・ライトしかり、日本にもよく知られた建築家でもそのような方が何人かいます。
で、ルイス・カーンもそうだったのです。もっとも彼の場合は結婚は一度で、その他は愛人。
彼にはそれぞれに子供がいて、この映画はその愛人の子供が作ったものです。

映画としては、イマイチ。何せ親父の映画を作るのだから、いろんな思いが錯綜してテーマが絞りきれてないようだ。しかしルイス・カーンの建築を見るには最高です。
彼の名作、バングラディッシュの国会議事堂など、なかなか見に行けないが、大画面で見ると現地で見ているかのようによく分かる。もちろんソーク研究所、キンベル美術館も素晴らしい。
建築をやってない人も名建築とはどんなものかご覧になるといいと思います。
ところで僕の事務所の所員たちと一緒に見に行ったのですが、終わってから、レイトショーだから0時近くになっていたのだけど、それからが面白かった。
飲みながらルイスカーンがどうだ、こうだと話しているうちに3時近くになってしまった。
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この本凄過ぎ!

2006.02.02

本の名は「マオ」。
マオとは中国革命の偉大な毛沢東のこと。
偉大なと書いたが、この本を読むと偉大などころか史上最大の悪党になってしまっている。
毛沢東に比べたら、スターリンもヒットラーも小粒に見えてしまう。
読んでいて本当にそうなの?そうなの?と思わずにはいられないが、膨大な資料、インタビュウーを元にして書かれたから、かなり真実に近いのだろう。

僕らの若い頃、毛沢東は偉大なる存在だった。文革の後、様々な批判が出てきたが、それでも中国革命を成し遂げた偉大な毛沢東であった。
しかしこの本を読むと、革命が中国の民衆のためではなく、彼自身の欲望のためであったかのようだ。その欲望を達成するために、7000万人もの人間が葬り去られてしまう。
真実だとすれば、僕らは何と誤解していたのだろう。時代を読み解くことがどんなに困難なことか思い知らされる。
また、国家間の力学関係が陰謀策略の元に動いていることも思い知らされた。その策謀の多くがほとんど知られないままに歴史から葬り去られてしまうのだ。
平和ボケの日本人は、もちろん若い人も含めて一度読んでいたほうがいい本だ。
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