2008年09月の
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この本お勧め

2008.09.25

選挙が間近なようです。
日本の政治って、何でこうなんだろうと、
常々思っている人は多いと思う。
しかしなぜそうなってしまったのか、
きっちりと分析し、
その対応策をわかりやすく書いた本は少ない。

この本、日本の政治について目から鱗。
選挙前にご一読を。
政治の見方が変わります。
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徳酒屋

2008.09.23

川口に酒屋さんが完成しました。
酒屋の名前は「徳酒屋」。
今までは山野商店といっていましたが、
建て直すにあたって、
明治始めから昭和37年まで使っていた「徳酒屋」に屋号を戻しました。

酒屋さんは税制が変わってどこも経営的にもう一つ。
しかし「徳酒屋」は酒以外の、
大量生産でない美味しい、健康的な食料品も売っています。
僕が食べたものでは、ナンコウ梅入りカレー(これ絶品!)、
カリントウやサバの缶詰などなど。
よくもこんなに美味しいものを集めるもんだと感心します。

住所 川口市上青木2-4-23
Tel  048-266-3950
最寄りの駅は西川口駅。東口よりバス、西川04(東川口駅南口行)または西川01(鳩ケ谷公団住宅行)で、天神橋で下車。
地図

建物は「昔の田舎の店」のように可愛らしく、
地域の人がちょっと寄り、お茶を飲みながら雑談して帰るような店にしたいと思いました。
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看板は昔ながらの木を彫ったもの。
ケヤキの木で、この建物を造った棟梁が掘ってくれました。
コジャレた看板より、本物は存在感がある。
この看板とともに繁盛してもらえたらうれしい。

埼玉県は大型店舗が幅を利かせている。
人の顔が見える店に頑張ってもらいたい。

プレオープンは9月29日、
正式オープンは10月15日。

地球最強の生物。

2008.09.19

真空の宇宙に動物は耐えられるか?

多分というか、絶対に耐えられないと思っていた。
気圧0、極度の寒暖差、多量の放射線、そんな状態に動物が耐えられるわけはない。

人間は宇宙空間では宇宙服がないと瞬時に、
たぶん破裂して、死んでしまうのではないか。

ところが、である。
最近すごいニュースに出会った。
宇宙空間に耐えられる生物がいるのだ。
その名はクマムシ。
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いや~凄い!
なるほど、宇宙でも生きられそうな奇想天外な、怪獣スタイル(H.Pカラパイアより)

このクマムシについてよく知りたい方は、
次をどうぞ。トでクマムシを宇宙に上げるまでの話。
http://wiredvision.jp/news/200709/2007092722.html

で、その実験の結果は?
http://wiredvision.jp/news/200809/2008090922.html

人生の費用対効果?

2008.09.14

「やはり地震は来なかった」と書くことさえバカバカしい。
TVや新聞もこの予言を取り上げたらしいが、
私たちはメディアと距離をる怜悧さが必要だ👊。

ところで先日のインプラントについて、
いつも書き込みをいただいている欒樹 さんより、
「残りの寿命が短くてインプラントの費用対効果が悪い」との、
意見をいただいたが、
実は僕もその「費用対効果」が頭を一寸だけ掠めた。

インプラントの相場は一本30万。
残りの寿命を30年とすると、
一年で1万、一日で約27円。
これを安いというか、高いというか。
僕の両親は長寿だから、僕もこの辺りは確実と勝手に思っているが、
寿命はわからない。
明日交通事故にあえば、一日30万。

でも、でも、です・・・・。

それでもインプラントをしようと思うのが人間。
未来をもっと良くしようと思う夢や希望があるからイキイキと生きられる。

話は変わるが、
これまでに僕の事務所に設計を依頼された方で、
高齢の独身女性や、やはり高齢の子供のいないご夫婦もあった。
両方とも資産を子孫に残すことが目的ではなく、
残りの人生を気持ちよく過ごすため。

場合によっては、費用対効果で考えると、
高価な住宅ほど割に合わないものはないないかもしれない。
それでもいい家を建てたい、と思うのが人間。

たぶん、費用対効果と人間の生きがいは、違ったレベルの話ではないか。

かつて読んだフランクルの「夜と霧」を思い出した。

明日の朝…

2008.09.12

岡崎でM8.6の地震発生 w(゚o゚)w !
というのが事務所の昼食の時の話題。
ジュセリーノというブラジルの預言者が言ってるらしい。
所員の男性はほとんど信じていなかったが、
女性はかなり信じているよう。
一人は明日の朝はどこかへ、深夜バスで避難するらしい。

僕がいつも言ってることだが、
「必ず地震は来るから、耐震設計はしっかり👊!」
でも、それは「いつか」であって、
いつかは当然言うことはできない。

女性は何でこういう話題に乗りやすいのか?
たぶん、避難もイベントなんでしょう。
イベントも楽しいけどね・・・。

竹が首を出している

2008.09.08

「外の景色を見ながら風呂に入りたい」とはよくある話。
でも、そうすると残念ながら外からは覗かれる。
都会ではなおさら。
そこで塀を高く回すことになる。

問題はその先です。
だいたい塀の内側には植物を植えたくなる。
ところが塀で囲われた内側は風通しが悪く、植物は枯れてしまう。

最近できた住宅の風呂の前には姫孟宗竹(ヒメモウソウダケ)を植えた。
塀の下には風が通るように風穴を開けたりしているが、かなり心配。
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ところがです、姫孟宗君は元気に上のバルコニーまで顔を出してくれました。
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お風呂からも、2階からも楽しませてくれるエライ竹です。

インプラント Ⅲ

2008.09.04

先週インプラントの手術を受けました。
手術自体は麻酔が効いているので殆んど痛くない。
でも、手術の雰囲気にのまれ、疲れてしまった。

看護婦さんが、両手を挙げた先生の着衣を手伝うと、
先生はまるでTVで見るような、
これから大手術開始、といったカッコウだ。
僕の周りに先生と、看護婦さんが何人も囲っている。
先生がニヤッとしながら、緊張しませんか?との質問。
で、僕は「いよいよこの時が来てしまった感じです」と返答。
僕からは何も見えないように、口のところだけ開いた布を被せられる。
手術としては軽いものだろうが、手術の雰囲気満点。

まず麻酔の注射。
かつて歯を抜いた時より量がずっと多いようだ。
次に口のまわり、ひげ、歯茎の消毒。
麻酔が効いているので、ほとんど何も感じない。
メスか何かで歯茎を切っているよう。
そのうち、どんな道具を使っているのかわからないが、何やら骨をガリガリ。
顔にかぶせた布の向こうで先生同士が何か話をしている。
血が結構出ているようだ。
バキュームで血と唾液を吸い取っている。
ドリルのキューンと回る音がして、いよいよインプラントの穴あけ開始。
骨に深さ1センチの孔をあける。
その穴にチタン製のインプラントをドライバーを回して入れているようだ。
最後に傷口を4針、丁寧に縫い合わせ。
ここまでの手術自体の所要時間は、雰囲気の割には短く、2~30分ぐらか。
手術の後、結果をみるためにレントゲン撮影。
レントゲン写真を見せてもらった。

「キレイに入っていますね」と先生は自慢げ。
でも、こちらはまだ麻酔は残っていて極度の緊張のあと、ふーっ。

痛かったのは麻酔が切れてから。
親知らずを2本抜いたぐらいの痛さか。
精神的に疲れきって、夜は早々と眠ったが、
朝見たら、枕に少し血が滲んでいた。

蔦の家

2008.09.01

4年ほど前に建てた住宅の近くをたまたま通ったので、
どんな様子になっているか気になりチョッと寄ってみました。
そうしたらビックリ!!
すっかりツタに覆われていました。
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「ボウディッカ」というアイルランドの雑貨の店 も兼ねているのですが、
その看板もいい具合にツタに囲まれていました。
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そもそも建主しさんは、アイルランドやイギリスが大好きで、
そんな国の民家のような住宅を造るのが希望。

でも、アイルランドやイギリスの民家は本物。
日本でモノマネしてもフェイクになってしまう。
そこが大いに悩んだところです。
石造りではないが、自然の素材を使って率直な作りにしました。
そうして将来ツタに覆われた家になることを考えました。

カリフォルニア風、南欧風のように何とか風の家がはやっていますが、
日本で何とか風に作ると大体チャッチクなってしまいます。
世界の民家はみんな本物。
だから何とか風を気にせず、
率直に、できるだけ自然の素材で作ることを考えました。
いかがでしょう?

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