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2009年04月の
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またまたApartment鶉(じゅん)での催し物
2009.04.27
Apartment鶉(じゅん)のオーナーからジャズコンサートを開くから来ない?とのお誘い。
またまたApartment鶉での催し物の紹介です。
「Janette&AIR 魅惑のジャズヴォーカル」というのが題名で、
ジャズボーカルはちょっと弱いのだが、
設計者として馳せ参じざるをえない。
行ってみたら大盛り上がり。
御年配向けの楽しいコンサートでした。
上手い演奏にもかかわらず、気取らずにジャズ風「サザエさんのテーマソング」などもあった。
中休みには池のほとりの庭で、片手にアルコールで談笑。
先日の「たゆたゆ」に限らず、都市の中の小さな集合住宅でこのような催し物が開かれるのはうれしい。
同潤会アパートがそうだったように、
集合住宅がただ住むだけの場所でなく、都市機能の一部も担うものになればと思う。
たゆたゆ
2009.04.25
丁寧なお手紙が来て、
Apartment鶉(じゅん)のギャラリーで展覧会をやりますので是非見に来てくださいとのこと。
展覧会をやるのに建物の設計者にまで案内が来るのは珍しい。
拙作Apartment鶉が気に入り、この空間を生かした展覧会をやりたいようだ。
となれば是非見たいもの。
展覧会のテーマは「たゆたゆ」。
枝垂れ桜が真っ盛りの天気のいい日に見に行った。
若い男女がいっぱい。
でもギャラリーでやる普通の展覧会とは様子が違う。
プロジェクターで写真のスライドショウーをやっている展覧会らしいものもあったが、
露店があったり、
木にはいろんなものがぶら下がっていたり、
自作の靴を売っている子もいる。
キュッ、キュッとDJをやっている子もいる。
フォーマンス?をやっているような子。
シャボン玉をやっている恋人同士もる。
このような使われ方をするとは設計者も想像だにしていなかった。
人に見せるというより自分たちが楽しんでいるよう。
いろんなジャンルの人が寄り集まって行う自由な雰囲気のイベント。
この若者たちが30年たった頃日本も随分変わっているだろうな・・・。
楽しいうららかな春の午後でした。
ブッチギリ剪定
2009.04.07
外人の親類
2009.04.03
身内ことで恐縮だが、
僕の親類にフランス人がいます。
姪の旦那です。
いま日本にいてJAZZピアノを弾いています。
名前はフレデリック。
何で姪がフランス人と結婚したかというと、
バイオリンの勉強のためフランスに留学したのが、事のきっかけ。
多分、目の青い子(彼の目はそんなに青くないけど)と結婚することになるのでは?
と僕は思っていたが、案の定そうなってしまった。
妹夫婦はかなり心配していたようだけど、仲良くやっているよう。
で、彼のコンサートを先日、青山のMANDALAに聞きに行った。
身びいきかも知れないけど、
なかなかいい!
現代音楽と民俗音楽、にロックを融合させたようなJAZZ。
世界がハイブリッドしている。
彼の作曲もあった。
あんな音楽、聞いたことがないなー。
中央でピアノを弾いているのがフレデリック。
オジサンとしても、彼が活躍してくれることを祈るばかり。
(ちなみにNHKのフランス語講座にも出ていました。)
ポレポレクリニック
2009.04.02
以前建てた住宅の建主しさんから、
心療内科を開業するとのことでインテリアを頼まれた。
場所はJR武蔵境駅南口のロータリーの真正面。
ビルの4階で、パソコンアビバの下のポレポレクリニックという、
ちょっと変わった、楽しい名前の心療内科です。
心理療法の一種で、
「箱庭療法」という治療があることは以前から知っていたが、
これが実に面白いんです。
このクリニックにももちろんこの設備があり、
白い砂を敷いた箱の中に人形や動物などのおもちゃを自分勝手に並べて遊ぶものです。
その玩具です。
何だか玩具屋に来ているようだけど、ここはれっきとした医院です。
このおもちゃセットは30万円、50万円、100万円といろいろあるらしい。
僕もチャレンジ。
できるだけオドロオドロシイ玩具を集めて作ってみました。
これが結構楽しいんです。
お寺を正面に置いて、両側に墓だとか、お化けだとか、・・・・
ここがポイントだけど、お寺の裏の木の陰では抱き合った男女。
これって精神分析的にはどうなのかなー。
やってるととにかく楽しくて、
段々とはまっていきます。
何だかやった後はスーっとした感じ。
なるほど、と思った次第。
調子が悪い方はポレポレクリニックへどうぞ。
辻内優子先生という、いい先生ですよ。
真面目な大人の火遊び Ⅱ
2009.04.01
以前報告しましたが、その後の防火木製建具(=木建、もくたて)の実験報告です。
実は昨日、昨年度度最後の実験を行いました。
以前報告したよりずっと大きな試験体での実験です。
20分間800度の温度に耐えることができるか、これが目標。
これを達成できれば都市部で木建てを使うことができます。
これまでの実験は紆余曲折。
そうそう簡単にはいきません。
しかし段々と問題点が分かってきました。
で今回の実験の結果は?
大成功!!
今年度も国交省の研究補助金でさらに研究を進め、
国の認定を取得し一般に使えるようにしたいと思っています。
社会のため大人の火遊び、です。