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2016年02月の
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Apartment Atti Cotti
2016.02.26
横浜市都筑区牛久保町に賃貸の戸建てアパートが隣同士で2軒完成しました。
名前は駅に近い方が、Apartment Cotti、遠い方がApartment Atti。
2軒合わせてApartment Atti Cotti。
所在地は横浜と言っても、田舎。
でも、田舎だけあって、敷地は広い。
駅からちょっと遠いが、駐車は2台できるし、日当たりも良くのんびりできる。
子育てにはピッタリなパート。
興味のある方はリネア建築企画へどうぞ。
さよなら330ci
2016.02.20
宮脇壇さんという建築家がいたが、
彼が事務所のTVを買う時に、
所員に「映らなくてもいい、格好いいのを買ってこい」と言ったとか。
映らなきゃ、TVじゃないけど、気持ちはわかる。
僕も車を買う時は同じようなもの。
車が好きな建築家は多いが、
彼らのように車の詳しいことはわからない。
そんなわけで、デザイン優先。
十数年前、草津白根山で本当に輝くように美しい車が止まっているのを見て、
あっ、これ!と決め、しばらくして買った車が、BMW330ci.
それから10年以上たち、そろそろ買い替え時かなと思っていたが、
この車には愛着があり、なかなか買い替えることができなかった。
これ以上美しい車を見出すことができなかったし、燃費はちょっと悪いがエンジンも悪くない。
でも、古くなったし買い替えようか、いや、やっぱり、ずっとこの車と付き合っていこうか・・・・・、
と、ぐたぐたと煮え切らない気持ちが続いていた。
そうこう迷っているときに、
これだったらまぁ~いいか、という車を発見。
結局、これもまた330ciの後継機だったんだけど、13年目に買い替えることになった。
車検の時期が来ていてディーラーに持っていてもらっている最中で、
下取りに出すと、もう330ciと会うことはなくなってしまう。
車の店まで最後の別れに行ってきた。
そんなに調子が悪いわけではなく、しかも気に入っているのに手放すのだから、本当に車に申し訳ない。
来週には新しい車が来るけど、これまでの車のように思い入れられるだろうか・・・・。
清白寺(せいはくじ)
2016.02.07
「家づくり学校」の3年生はいろんなところに出かけます。
先日山梨にある国宝の清白寺、大善寺の見学に行った。
清白寺は建築史の中で禅宗様と言われる様式。
僕はどうもこのスタイルが昔からピンと来ない。
鎌倉にも円覚寺舎利殿という禅宗様があるが、世の中の評価ほどには好きになれない。
ただ、この青白磁の内部空間はよかった。
汚れているけど空間の骨格は整然とした秩序があって美しい。
垂木2本を1単位としてみると2と3のリズムで出来上がっている。
この秩序がこの建物を整然とした内部空間にしている。
清白寺の庫裏にもお邪魔したが、、
そこにあったものが珍しく、かつ美しかった。
両方とも琉球のもので、丸いのは泡盛の甕。
で、ミニチュアの家の方はひょっとして遺骨を入れるものかな?と思ったが、
お寺の人に聞いたら、やはりそうなんだそうな。
なかなかの焼き物だったので、帰ってから調べたら
遺骨を納める納骨器、厨子甕(ジーシガーミ)というものだった。
空気穴のような小さな穴は、魂が自由に外に遊びにいけるようにしたものだとか。
民芸運動の柳宗悦もやはり、注目していたようだ。