2013年12月の
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鬼が笑うお知らせ

2013.12.31

今年も今日で最後ですね。
来年の 講演会のお知らせです。

日本建築仕上材工業会主催の講演会、メインテーマ「建築物の仕上げを考える」があります。
僕は「自然素材との付き合い方」というタイトルで話します。
東京、名古屋、大阪で開かれます。

東京   2月19日(水) 建築会館ホール
名古屋  2月20日(木) アイリス愛知 2Fコスモス
大阪   2月21日(金) 国民会館住友生命ビル12F 国民会館武藤記念ホール
いずれも13:30からです。

簡単な案内と申し込みはこちらから。

湖西地方

2013.12.27

琵琶湖の東側には米原、彦根、近江八幡、草津などの大きな町があり、
また新幹線も通っているし、これらの町にも行ったことがある。
しかし琵琶湖の西となると、どんな町があるのかさえ思い浮かばない。

「木の建築賞」の審査で琵琶湖の西にある、安曇川という町に行った。
この安曇川をなんと読んでいいのか、
JRの自動切符売場で入力に困った。
「あうんがわ」と読むのかなーと思ったが、雲じゃないしなー、
琵琶湖の西がますます未知の場所に思えた。
これ、「あどがわ」と読むのだそうだ。

京都から湖西線に乗り換えしばらくしたら、
右側の車窓に琵琶湖が見えてきた。
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静かーな琵琶湖だ。
昔の絵や読み物に琵琶湖が出てくるが、
成る程、これが琵琶湖ね、と納得。

安曇川の先はもっといいらしい。
もっと先に行ってみたくなった。

ネット時代の上棟式

2013.12.22

上棟式のテーブルの上にこのような料理が出てきた。
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これはほんの一皿で、他のも美しい。
上棟の料理というと大体がお決まりの味の濃いものが多いが、
この料理は化学調味料も使ってなくヘルシー。

建て主さんがネットで探し、注文して現場に届けてもらったとのこと。
稲垣晴代さんという方がやっているケータイリング屋さんで、ネットで注文を取っているとのこと。
上棟の料理も変わるのかと、
本当にインターネットってすごいなー、と感心。
インターネットにも功罪はあるけど、
一女性が自分の得意とするもので起業し、それを個と個の関係で広められるのだからすごい。

我が事務所の忘年会はお店を予約してしまったけど、
来年はこのケータリングで事務所で、時間制限なしでやりたい。

三宝柑ゼリー

2013.12.20

先日に引き続き長野県上田の話。
上田の尋ねたお宅でごちそうになった食べ物です。
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美しいだけでなく、これがメチャ美味しい。
三宝柑(さんぼうかん)というデコポンに似たミカンをくり抜き、
中に三宝柑のゼリーを詰めたもの。

話の内容からどうもこれは上田市内で売っているらしく、
思わず、これどこで売っているんですかと尋ね、
帰りにその店に寄ってみた。

長野行新幹線に乗ると車両の一番前に、
「みすず飴」という味のある、いい字で書いた広告があり、気になっていたが、
そのみすず飴を作って売っている店だった。
老舗らしい風格のある店で、
ジャム、あんこなども売っていて試食してみたが、これもとっても美味しかった。
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三宝柑は冬の間だけ売っていて、
出始めは緑色で、春近くなると黄色くなるらしい。
僕はこの店の回し者でも何でもないのだが、
あまりにも美味しかったもんで……ついつい。

完璧虹

2013.12.17

先日長野県上田に行った。
上田では9月に「逆さ霧」を見ることができたけど、今度は完ぺきな虹を。
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二重の虹です。
現地の方に聞いたら、上田ではよく虹が出るらしい。
やはり自然が元気なのかなー。

八勝館

2013.12.15

名古屋に八勝館という料亭があります。
料亭に出入りするような身分ではないのだが、
八勝館には建築家・堀口捨巳(ほりぐちすてみ1895-1984)が設計した「御幸の間」という将来国宝になること間違いなし、の名建築があります。
堀口捨巳は僕が最も尊敬する建築家の一人だが、
八勝館からは学ぶことが多く、高い昼飯代を奮発して何度か見学に行ったことがあります。

最近またこの八勝館に行ったのだが、今回は違った目的で、
今作っている建物の庭師に、この八勝館の庭を参考にしてもらうため。
八勝館の作庭は誰かわからないが、それなりの人の手によるものに違いない。
その庭です。
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基本は苔と楓。

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せせらぎです。

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何種類もの苔が混じり合っている。

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桂離宮のような路地

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このような庭になるには時間がかかるだろうが、
今、作っている建物の庭がこのようになることを夢見てます。

富士山

2013.12.03

東京も晴れた日が続いているが、
西へ行く新幹線の車中、
乗務員さんの突然のアナウンスで、
「本日はよく晴れ、右側の窓から富士山がよく見えます」との放送。
乗客はこぞって右の車窓を。
新幹線から見た富士山は雲一つない青空を背景に堂々と構えていた。
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こういう風景を持つ私たちは幸せだ。

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