2021年01月の
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あとりえずTOKYO Ⅴ 換気効果抜群

2021.01.30

昨年、事務所を引越したが、建物を事務所として使えるようにリノベした。
最上階の一角に約2メートル四方の打ち合わせスペースを作ったが、
三方が壁に囲まれ、採光も通気が悪く、雰囲気も何んとなくよどんでいるような感じだった。
シマッタ!トップライトを付けておけばよかった、と後悔。
でもここで何とかしないと、一生後悔することになると思い、思い切って、
建設会社に、「ほとんど工事も終わっているにもかかわらず、この場に到って申し訳ないが、ここにトップライトを開けたいんだけど」と相談。
そうしたら、うれしいことに屋根に穴をあけ、トップライトを付けてくれた。

トップライトを付けたら、雰囲気がガラリと変わり、気分のいい打ち合わせコーナーになった。
しかも、さらに良かったのが、このコロナ禍の下、このトップライトは開閉できるものを付けたから、開けると空気がどんどん上昇し、換気効果抜群。
マスクはしているけど、安心して打ち合わせができる。
コロナにはトップライトを❣

あとりえずTOKYO Ⅳ 通勤路

2021.01.11

仕事場を引越し、通勤路も変わった。
新しい通勤路は、大江戸線新江古田駅乗車の東新宿駅下車。
しかし、一日に8000歩、歩く目標にしているので、丸々地下鉄に乗ると歩数が足りなくなる。
そこで、自宅から中井まで歩き、こから東新宿まで地下鉄を利用することにした。
この歩きの区間には、いい住宅地が広がっている。
中井駅近くは緑も多く、階段道がある。
その階段道の左側のお宅は林芙美子邸.
ご存じの方が多いと思うが、林芙美子は「放浪記」などで知られた小説家。

建物の設計は山口文象という、これも有名な建築家の手になるもの。
山口文象は日本における初めての近代建築運動、分離派のメンバーの一人。
のちのRIA設計事務所の創設者でもある。
林邸は現在は新宿区立の記念館となって保存されていて、見学できる。。
日本家屋の古めかしさがないわけではないが、 実はこの建物は僕の好きな建物の一つで、
窓の取り方が自由自在で建築家として大変勉強になる建物。

このような建物を横目に通うのは楽しい。

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