2016年05月の
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名古屋の住宅展示場

2016.05.21

名古屋でモデルハウスを設計しました。

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住宅展示場の建設会社は阿部建設という、名古屋ではよく知られたいい住宅を作る会社。

個人の住宅の内部はなかなか見ることができませんが、こちらでは泉の住宅を体験することができます。
展示場の場所は、名古屋市守山区今尻町1803
詳しくはこちら

岡山兵庫建築の旅 Ⅲのその1 

2016.05.08

日本で最も古い建築と言えば法隆寺。
住宅ではと言うと、この「箱木家住宅」です。
できたのは室町という人もいるし、鎌倉という人もいる。
日本の木造建築は真壁作りが多いが、箱木家では外部が大壁になっている。
それがあたかも大地から生えてきたキノコのように思わせる。
次の写真は髪も髭も真っ黒の、若かりし僕が初めて箱木家住宅を訪れた時のもの。
保存改修をしたばかりで、まだピカピカの日本最古の民家だった。
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次の写真は今回家づくり学校の学生諸君と言った時のもの。
ずいぶん、傷んできたなー。
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この建物に行ってすぐに感じることは軒の高さがほんとに低いということ。
僕の頭が当たるくらいだから地面からは1.7mもない。
床に上がるとさらに1.2~1.3mくらいしかなく、目線より下に庇が来る。
この低い庇が家の中をかなり薄暗くしているが、一方建物に守られたような安心感を与える。
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庇の低さを上手に利用した料亭の一室を見たことがある。
名古屋、八勝館の離れの一室で今頃の初夏だったら美味しい冷酒に肴、冬だったら熱燗に鍋があったらどんなにいいだろうと思わせる一室です。
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現代は明るい部屋ばかりになってしまったけど、暗い部屋も捨てたもんではない。

岡山兵庫建築の旅 Ⅱ 弁柄の街吹屋

2016.05.05

この何ともオドロオドロシイ雰囲気を持った建物を見てください。
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この建物は岡山県の山の中、吹屋(ふきや)という村にあります。
ひょっとして記憶がいい人は見たことがある!、と思われるかもしれません。
映画「八つ墓村」のロケ地として使われた場所です。

こういう感じの建物は韓国でも体験したことがあります。
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僕が物心つくかつかない頃の微かな記憶には、周りにこのような建物がかなりあったようだ。
木と土でできた薄暗く朽ちた、そして何かが今にも出てきそうなオドロオドロシイ家がたくさんあった。
アジアならずとも古い建物、環境には生き物のような何かを感じさせられるものがあった。
今はすべてが明るくなってしまったから、若者は明暗の幅、その深さを知ることができないかもしれない。

ところでこの吹屋は江戸から明治にかけて弁柄(ベンガラ、赤い酸化鉄の顔料)を作っていた村。
吹屋の街は赤、赤、赤。
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吹屋の街は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

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