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蝋梅の実
2013.05.23
小さな大屋根の家
2013.05.11
而邸 Ⅻ 生垣―建物のネックレス
2013.05.03
連休に入り、気になっていた我が家の生垣の手入れをした。
次の写真は、5年前の建物完成と同時に植えた生垣の様子です。
これが現在。
まばらだった生垣もビッシリと詰まり、左の枝垂れ桜もずいぶん大きくなった。
やはり植物は偉大。
正面の生垣が錦木(ニシキギ)で、右側奥にほんのちょっと見えるのが椿、左側が荒樫(アラカシ)です。
生垣の下草はお亀蔦(オカメヅタ、ヘデラカナリエンシス)。
実は5年前、これから錦木をどう格好つけるか迷った。
と言うのは、錦木の両端では地面の高さが15センチほど違っているからだ。
錦木の高さを傾いた地面と平行に、傾斜を付けて剪定するべきか、
あるいは傾斜した地面に関係なく、水平にすべきか迷った。
作業のしやすさを考え、
結局選んだのが、段々にしながら地面との高さを一定に保つというもの。
刈り込みの度ごとに写真のように形を作り、
一昨年あたりから格好がついてきた。
ところでこの錦木は秋になると真っ赤に色づき、
春先は新緑が萌える。
マエストロ×村上春樹
2013.04.29
何を隠そう、といっても何も隠すことはないのだが、
小澤征爾ファンである。
小澤さんは、今やまぎれもなくマエストロと呼ぶことに何の違和感もない。
しかしそんな小澤さんでも日本での扱いに不遇な時期があったが、
その頃は日本での活動の場を新日本フィルに置いていた。
彼の指揮を聞くために、新日本フィルの定期会員になり年に2回は必ず聞いていた。
その他の機会でも幾度となく聴き続けてきた。
その小澤さんと村上春樹さんとの対談が昨年暮れに出た。
小澤征爾さんと、音楽について話をする
ファンとしては即、amazonをクリック。
読後の感想はいろいろとあるが、
この本に登場する演奏は多分まとめてCDになるなと思ってたら、ヤッパリ。
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック
早速これもクリック。
小澤さんの演奏は楽譜の細部に至るまでを徹底的に分析し、全体を構築すると言われるがその通りだと思う。
小澤さんが先生と言って敬愛してやまないカラヤン先生もそう。
ある意味これは近代的手法ともいえる。
僕の設計のやり方も詳細に至るまであいまいなところが全くないように心掛ける。
僕のやり方は小澤さんやカラヤンと同じと言ってしまうのは恐れ多いことだが、
現代において創作活動をするとはそういう方法しかないのかもしれない。
クラシックはチョッと、と言う人にはこの本とCDはお勧め。
クラシックは心を開き、そして深く聞かないと良さは分からないが、
そこに至るきっかけになるかも。
遠山記念館
2013.04.27
山河
2013.04.21
Apartment惣(そう)
2013.04.13
やっと完成した豊島区南長崎の集合住宅、Apartment惣(そう)の写真です。
玄関を入ると池のある中庭に出ます。
下の黒い部分は池で、
近いうちに蓮とメダカを入れる予定。
そして、
左を振り向くと
さらに奥には大きな庭があり、
列柱から赤松の林を見渡せる。
入居はリネアへ
最近見た変な植物
2013.04.12
新人募集!
2013.04.06
泉事務所では、
やる気のある若手所員を求めています。
希望者は近日中に履歴書を泉事務所までお送りください。
家づくり学校
2013.04.03
僕が校長を務める「家づくり学校」第5期が現在募集中です。
家づくり学校は住宅設計を目指す若手建築家の勉強の場です。
学校を始めて早いもので5年目。
段々と形ができつつあります。
その学校で先週修学旅行がありました。
行先は秋田に青森県。
秋田では今話題の大学、国際教養大学の図書館をはじめとした建物、
白井晟一の若き日の作品、四同舎(1959)、
青森では弘前にある前川国男の一連の作品群。
前川国男がコルビジェのもとから帰って来た最初の作品、木村産業研究所(1932)です。
日本最初の近代建築と言ってもいいような作品。
白井、前川両作品も駆け出し建築家の頃の作品。
両作品ともすでに両氏の作風が表れているが、
その後の作品に比べればまだまだ。
しかしその後の作品のレベルまでどのようにして飛翔して行ったのか、
その軌跡の方に興味が行く。
学生も先生も建築が好きな連中ばかりだから、
ワイワイやりながら総勢30名の楽しく刺激に満ちた2日間だった。
而邸 Ⅺ
2013.04.02
ビッグ・バー
2013.03.24
外見は、
包装を開くと、
これ、デカい石鹸です。
何と38センチの長さがあります。
使うときは、
ワイアーで6つに切り、さらに
使いやすい大きさの18個に切ります。
この石鹸一本のお値段は8,400円。
高いようだけど、1個あたりにすると450円くらいに。
それでも高いが、マルセイユ石鹸(マリウスファーブル社製)で、
オリーブとココナツオイル、天然塩で作った無添加無香料の石鹸です。
体も顔も髪の毛もこの石鹸だけでOK。
いつ頃から使い始めたのか、もう思い出せないくらい長い間使っている僕の唯一の贅沢。
この石鹸を使うとさっぱりして気持ちが良く、肌が荒れない。
肌の弱い人や、赤ちゃんにお勧め。
木箱入りが良く売られているけど1万とチョッとする。
段ボール箱入りだと8,400円。
中華街へ一直線
2013.03.22
実に半世紀
2013.03.12
霞中庵
2013.03.08
先日のNHK、Eテレの日曜美術館で日本画家竹内栖鳳をやっていた。
竹内栖鳳(せいほう)は戦前の京都、日本画壇の大家、
竹内栖鳳は意外と知られていないが、
明治期に西洋画の影響を受け、
日本画に革命を起こしたと言われる人。
住まいは京都、嵐山にある。
敷地内の栖鳳のアトリエは霞中庵と言うが、十数年前この嵐山の住まいを訪ねたことがある。
栖鳳自身が指図をして作ったと言われる住まい。
プロポーションと言い、バランス、佇まいと言い素晴らしい。
イサムノグチの住まいも素晴らしかったが、
芸術家の住まいには素晴らしいものが多い。
霞中庵は現在非公開だが、
申し込めば見ることもできる、と言う人もいる。
チャレンジに値する建物です。
横に押してみたくなる
2013.03.06
見えないけど、このあたりにある筈
2013.03.03
飛行機で行く仕事がけっこうある。
座席は通路側が自由だから好きなんだけど、
外の景色をたのしむため、最近は窓側にしている。
下の川は玉川だよなー、
グニャっと曲がっているあたりが川崎で、
その横の方に木月。
木月で建てた家のおばぁさんは元気かな?
すぐ近くに新幹線が通っていたんだー。
それにしても東京は超高層が増えたなー、
なんて思っているうちに、
八ヶ岳が見えてきた。
右下が甲州盆地で、左上が松本盆地。
そうそう、左側は南アルプス、
富士山は見えないけど、真上あたりを飛んでるのかも、
南アルプスを超えたら、
天竜川が見えてきた。
天竜川の登っていくと、諏訪湖、
その先に松本平野と日本のフォッサマグナ、中央地溝帯とつながっている。
右端に桜で有名な高遠、高藤の建て主さんはどうしてるかな?
左には中央アルプス、駒ヶ岳は雪をかぶってる、
そうそう、左下あたりには随分前に大平宿(おおだいらじゅく)の保存でやった建物があるはず。
ジェット機から見る風景は地図を見ているよう。
こんどグーグルの地図に今まで建てた建物の位置を入れ、
i-padで地図と見比べながら下界を見てみよっと。
空飛ぶ松
2013.02.24
その中庭に赤松を植えた。
庭に松というと、えらく古風な感じがしないでもないが、
それは刈り込みをするからで、自然に伸ばす予定。
大きな松で、高さ6~7m、直径(葉張りという)5~6mはあるものを、千葉の田舎から10本ほど見つけてきた。
実は江戸時代、関東平野の周辺には広大な松林が広がっていた。
というのはガスや電気がない時代のこと、燃料として赤松が使われていたから。
だから松を植えたというわけではないが、
改めて松を見直してみたら結構イケルじゃん!ということから、
中庭を松林にすることにした。
できたら松茸がでてきたらいいんだけど・・・。
(それは無理、でも椎茸くらい栽培できたらいい)
集合住宅の名はApartment惣(そう)、
オーナーの家は昔八百屋を営んでいて、
屋号が惣八山と言ったとか。
その一時をいただいてApartment惣(そう)となった次第です。
全部で38住戸の、賃貸。
興味のある人はこちらへ。
楽しい、美しい集合住宅です!
入居開始は3月の末。