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遂に行っちゃった・・・

2009.10.18

僕らより上の世代には日本に民主主義をもたらした国として、親米派が多い。
しかし、僕らの世代にはベトナム戦争があったりして、反米感がどことなくある。
だからアメリカなんかに行ってやるもんか、と行く気になれなかった。
それに、アメリカは歴史がないから、建築は基本的に近代建築が主流。
わざわざ近代建築を見るために外国まで足を延ばす気になれなく、
そんなこともあってアメリカには、足が遠のいていた。

ところが、そんなアメリカについ最近、行ってしまった!
当然のことかもしれないが、
アメリカで見た建築はやっぱりこんなものか、と思ったり、
一方で、すごい建築があるもんだと感激したり・・・。

予想もせず良い建物があったのは、ニューヨークのビル建築。
もちろん全部が全部いいわけではなく、
良いと思わせるのは、20世紀前半までの建築のなかにあった。
どこの国でもそうだが、その後の建築のほとんどが貧困なデザイン。
国連のビルはその最たるもの。

なんという名のビルかは分からなかったが、
この建物は美しかった。
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石水院 Ⅳ ドイツ産蛙股

2009.10.02

駅に迎えに来ていただいた方の車、SUVがチョット変わってるなと思ったが、
助手席に乗ったら目の前にポルシェのマーク。
あー、これが噂のポルシェのSUV、カイエンか、と分かった。

そうと分かったからか、国産のSUVとは確かに乗り心地が違う。
カシっとした乗り心地。
恰好もSUVにしてはスマート。
でも、前から見た姿は何かに似てるなー、と思ったがなかなかすぐには思いつかない。
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しばらくして「あっそうか、蛙股!」

タバコで。

2009.09.25

シルバー・ウィーク三夜連続で、NHKが「白洲次郎」をやっていた。
TVとは思えないほどカッコイイ演出と音楽。

白洲次郎の奥さんは言わずと知れた「白洲正子」。
このご夫婦のお住まいは「武相荘(ぶあいそう)」。
武蔵と相模の国の境あたりにあるからか、
さすが、センスのある命名だ。
この武相荘がかつて公開になった時、早速見に行った
その時、公開するにあたって不要なものを始末するためか、白洲邸の雑貨が売り出してあった。

なんたって超目利きの家にあったものだからと、
ミーハーな気分で、竹の籠を買った。
これ、白洲家のものだったんだゾ~!
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現在冷蔵庫に入れられない野菜などの入れ物にして重宝している。

ところで、TVの白洲次郎、正子は煙草ばっかり吸っていた。
いつもモウモウとした雰囲気。
いつも吸ってたんだろうが、あのタバコ、面白い演出だ。
タバコの喫煙風景で白洲次郎、正子を表現している。

で、僕のことだが、タバコをやめたわけではないけど、
もう40日もタバコを吸っていない!

石水院 Ⅲ さらにもう一つ

2009.09.18

石水院で書き始めたのが何時の間にか東福寺になってしまった。
これも東福寺の欄干(らんかん)の支えです。
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木を彫ったものと思えないほどに流麗です。
すごい職人がいたものだ。

良く見ると、適当に形を決めたのではなく、
いくつかのルールを持って形を決めてます。
造形力は幾何学を使いこなす力、と言っていいかも。

石水院 Ⅲ もう一つ東福寺

2009.09.14

東福寺の蛙股のついでに、
これも東福寺のデザインです。
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屋根の勾配にそってカーブして付いている板を破風(はふ)と言います。
又、その下に付いている飾りを懸魚(げぎょ)と言います。
この懸魚は木はと思えない程に繊細で華麗です。

この華麗さの形を分析すると、
このデザインには全体を形成する大きな形と、小さな形が重層しています。
その中間の形もあります。
つまり、形の大きさにヒエラルキーがあります。
又懸魚自体の形(凸)もありますが、その周りの空間の形(凹)もあります。
凸の形も綺麗ですが、凹の形も流れるようなリズムがあります。
重層した形は同時的にも存在しますが、その見え方は見る人との距離で変わります。
近代建築にはないデザインの深さです。

石水院 Ⅱ カエルマタ

2009.09.08

ところで石水院の欄間のように上に付いているもの、
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これ、なんというか知ってます?
蛙股(かえるまた)と言います。
確かに蛙が踏ん張っているように見えますよね。

京都に行ったら、この蛙股に注意して下さい。
いろんなお寺に、いろんな形をした蛙股があります。
木で作ったと思えないほどに流麗な造形もあります。
とくに禅寺のは綺麗です。

これは禅寺、東福寺の蛙股です。
これがあるのとないのでは、まるっきりこの場の雰囲気は変わるでしょうね。
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石水院

2009.09.07

日本のほとんどの都市と日帰りできる時代になった。
だから地方へ出張は何時もとんぼ返り。

これが夜行列車で行く時代だったら、
その土地の美味しいものや、いい建物などを見、温泉にでも浸かっていたに違いないが、
簡単に又来れると思ったら、そんな事をしなくなってしまった。

関西にはよく行くが、これもほとんどがとんぼ返り。
いつもそれでは勿体ないと、昨日は京都で建物を見てきた。

見たのは高山寺の石水院。
大学院の頃、研究室の友人と行ったことがあるが、遠い遠い記憶の彼方。
良かった、との印象だけは残っていて、また行ってみたいと思っていたが、細かいことはほとんど覚えていない。

かつて、この道歩いたかなー?
何十年かたって、又同じところにいる筈、
なのに全然記憶がない。
何か不思議な感じがする。
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石水院です。
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鎌倉初期の建物で、明恵(みょうえ)上人の住まいの跡だといわれている。
上の写真の部屋が有名だが、
外部か内部か分からないような空間。
それに格子や欄間のシルエットが美しい。
気品がある。

高山寺は京都駅からバスで500円の距離。
京都の北西の山の中にある。
人があまり載っていないバスの最前列に座り、
ゆったりと山の中に分け入りる、久しぶりにリラックスした気分だった。

昨日選挙

2009.08.31

やっと日本の政治が動き出したようだ。
これまで何度政治に期待し、そして裏切られてきたことか。
しかし、今度こそは、と思いたい。

民主党の建築関係の詳しいマニュフェストが、発表されています。
このマニュフェストの良い面、そうでない面があるが、
何れにしろ、どこまでこれが実現できるのか、見守りたい。
中には設計施工分離!なんていうのもある。
果たしてどこまでやれるのか?

この様なマニュフェストを発表し、それを国民が見守る、
つまり国民の政治参加、だ。
やっとここまで日本の政治も来たかと、思う。

その国の政治のレベルは、国民のレベル、といわれるが、
建築関係者もこのマニュフェストについて議論すべきではないか。
せっかくここまで来たのだから・・・・・。

明日選挙

2009.08.29

郵便受けを見たらこんなパンフレットが入っていた。

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これまで自民党は堂々としてたのに、
なりふり構わず、この様なものまでバラ撒くようになってしまった。
これでは逆効果じゃないかなー。
建設的野党になれるか?

ところで先日飲んでいた時に、
かつての僕の事務所の所員が、
民主導が勝ったらタバコをヤメル!とのこと。
これって、
どちらを勝たせたいの?

自民党が勝つ(民主党負け)→どういう理由かわからないが、たばこをヤメナイ

民主党が勝つ(自民党負け)→どういう理由かわからないが、タバコをヤメル

どっちにしろ、よくわからない論理だなー。

木の建築賞

2009.08.28

建築にはいろんな賞がありますが、
この「木の建築賞」ほどまじめでユニークな賞はありません。
今回の賞の対象地域は、九州、中国、四国、沖縄地方で、
この地域の作品や活動で何か応募できるようなものがあれば、
ぜひ応募してみて下さい。
応募期限は多少延びても大丈夫のようです。

名誉の負傷

2009.08.25

現場で高さ1メートルぐらいのコンクリートの基礎の上から、
エイヤと飛び降りた時、
腕がコンクリートの角に当たり擦り剥いてしまった。
べロット皮が剥がれ血が!
怪我をしたのは何十年振り。

といって病院に行くほどの怪我ではないのだけど、
消毒ぐらいしないと気持ちが悪い、
しかし現場なので、困ったなーと思っていたら、
建設会社の社長がマキロンやら何やら入っているバッグを車から持ってきた。
この社長、サッカーが好きで子供に教えていて、
このバッグは子供が練習で怪我をした時のためのものらしい。
現場の安全管理のためでなく、あくまでもサッカーのためのバッグであるところが、
田舎の工務店らしい。

マキロンをシュッ、シュッとやり、包帯をと思ったら、
最近は巻くのではなく、張り付ける方式のものがある。
こんな便利なものがあるなんて、知らなかったのは僕だけかもしれないけど、
最近の怪我事情も変わったんだなー。
昔はグルグルと包帯を巻いてたんだけど、すごくシンプル。
しかも防水、伸び縮み可。
あくる日、張り替えようと思ってはがしたら、
傷口にもくっついていず、スムースに剥がれた。
よくできている。
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そのうち包帯も死語になるのかも。

不思議発見 Ⅱ

2009.08.24

先日の様子を離れてみると、
本当にカッパドキアのよう、
あるいは三蔵法師が歩いた道、のようでもあります。
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で、生成の過程を考えてみると、

1.建築の現場で土を掘り返し凸凹状態になっている。
  カッパドキア状態が出現したところは周りより高く、水はけがよい。
2.掘り返した土は粘性のある粘土に、粒子が大きい水はけがよい砂、
  それに傘状にになった石が含まれていた。
3.雨は強く瞬間的だった。

ポイントは土の粒子の大きさと組み合わせ、、それに雨の勢いと時間、
というのが素人考えだけど、これは土質工学の先生に聞けばわかるかも?
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これを応用して造形作品を作れるかも…。

不思議発見

2009.08.19

那須の現場で上棟があり、
横で見ていたら、
上から、ポトリとこんなものが落ちてきた。
カワイイ♥︎

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コナラの実、つまりドングリです。
あ~、那須はもう秋の気配・・・。
それにしても、この実には葉っぱが付いている。
鳥がついばんで落としたのか?
いや、どうもそうではないらしく、
そのあたりに落ちているのも、全部葉っぱが付いている。
不思議だなー、何で葉っぱも一緒に付いているんだろう?
しかもまだ青い実。

さらに向こうのほうを見たら何か変なものが見える。
何か不思議?????。
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もっと近づくと、
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土が柱状になりその上に石が載っている。
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どうしてこんなことが?
形成のプロセスを色々と考えてみたのだが・・・。
皆さんはどう考えます?

政権交代で住宅や都市景観はどう変わるか?

2009.08.10

選挙を前に、マニフェストが発表されている。
住宅や、街の景観について、各政党のそれを比較してみることができる。
自民党の内容はこれまでの政策の延長と見ることができるが、
民主党のマニフェストはこれまでの流れを大きく変える可能性を持っている。
民主党で特に興味を引いたのは、
1.建築基準法の改正をあげ、建築基準法は単体規制に特化し、地方分権を前提に都市計画法を「町づくり法」に再編。
2.伝統工法を継承する技術者、地場の建設・建設産業の育成。
3.情報公開と市民参加を徹底し地域主権型のまちづくりのシステムを構築。

政権交代で住宅や都市景観を生みい出す基本が大きく変わるだろう。
自・民を乱暴に比較すればジェネコンやハウスメーカーに対し地場の建築産業、全国一律に対し地域主権といったところか。

ところで建築家で、自分たちに直接かかわる内容をマニュフェストで確認した人が何人いるだろうか?
建築の設計をやっている人はぜひ見て欲しい。

政治の話のついでに、
海外の建築家の団体は特定の政党を支持しているが、
日本では建築家の団体そのものがたくさんに分かれていて、まとまった主張をしていない。
さらに個々の団体においても、団体が特定の政党を支持することは会員の自由を制限することのように考えられている。
だから建築家の政治的発言力は皆無といってよい。
もう少しは建築家が政治に参加できる環境を作らなければならないのではないか。

地上から昇り、地上に降りる虹

2009.07.31

梅雨明け宣言はとっくの前だけど、よく雨が降ること。
でも先日、事務所の窓の外には虹が出ていた。
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長い虹ではなかったが、二重の虹。
虹って、何かうれしくさせてくれる。

僕が最もすごい虹を見たのはイギリスの田舎を友人と車で走っていた時。
見上げるほどにデッカイ完ぺきな半円の虹が、地上から昇り、地上に降りていた。
(写真をクリックすると、イギリスの美しい田園風景も見ることができます)
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この虹は大きすぎて写真に収まらず、実は3枚に分けて撮ったもの。
それを事務所の所員の武川君がPhotoshopで繋いでくれた。
部分的に写し損なった部分もあったが、それも上手くごまかしてくれた。
そう言われてよく見ると、なるほどと思えるところもあるが、
実は,彼は写真屋の息子ナノダ。

忍者?左官屋

2009.07.22

人砥(じんとぎ)って知ってます?
モルタル(セメントと砂を混ぜたもの)に大理石の石を混ぜて、固め、
その表面を砥石でツルツルに磨き出す工法です。

実はこの人砥、僕が小さいころよくありました。
ほとんどの家の流しがこの人砥ぎでできたものでした。
しかしステンレスの登場で、すっかり世の中から消えてしまいました。

下の写真はこの手法で作った現代版、ジャンボ人砥洗面です。
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白セメントに、アコヤ貝を混ぜて作ったものです。
ところどころアコヤ貝が光っています。

これを作ってくれたのが、
忍者左官、こと小沼充さん。

何で小沼さんのことを忍者左官かというと、
仕事が終わった後がキレイ、だから。
(忍者はそこに来た事さえ知られないように行動する)
下手な左官屋は、材料をポタポタト床にこぼし、
現場が汚くなる。
実際、上手い左官屋が仕事をしている下をくぐっても、
上から材料がこぼれてくることを心配しなくてもよい。

何の職人でもそうだけど、うまい職人は仕事場がキレイ、
それに何というか身のこなし方に無駄がないですね。

それにしても自分から忍者左官、という位だから大したもんだ!

気になる木 Ⅱ

2009.07.15

先日の「 変な木・・・」へのコメントで、
その変な木の状態を「連理」ということを教えてもらった。

しかも白楽天の、
「天に在っては願はくは比翼の鳥となり、地に在っては願はくは連理の枝とならん」という長恨歌ことまで、
教えてもらった。
いろんなことを知っている人がいるもんだ。

そこで連理と言うことが分かって調べてみたら、
「1本の樹木の一旦分かれた枝が癒着結合したもの」とのこと。
しかも、違う品種同士でも連理となることがあるらしい、へー

さらには、「冬ソナ」のチェ・ジウが出ている映画で、
「連理の枝」というのがあるというのも分かった。
この際、この映画も見てみようかな…。
(お恥ずかしい話、僕は冬ソナの全編を見ました)

この木何でこんな形?気になる木。

2009.07.13

軽井沢の植木畑でまたまた変な木を発見。
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木には水分や、栄養を送る導管があるが、
この木の導管はどうなっているのだろう?
それぞれの枝の導管束が束になってくっついているだけなのだろうか?
多分そんな感じがする。

でも去年ルーマニアで見た木はどうもそのようには見えない。
軽井沢の木はX型、ルーマニアの木はH型。
ルーマニアの木のブリッジ部分では導管がどうなっているか?
でも、左右の枝からの液体がぶつかるはずはないよな~。

そこで推論。
多分ルーマニアの木は、右からの枝が左の枝にぶつかってくっ付き、その先が枯れてしまった、のではないか?
と思い至った。
だから軽井沢の木もルーマニアの木もこのような形態が生まれたのは同じプロセス、
ということになる。
どうでしょう?

断層写真でも撮ったら解明できるはず。

他にどのようなこととが考えられます?
例えば、ルーマニアの木には砲弾が当たって、穴があいた、等。

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