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ブッチギリ剪定

2009.04.07

以前から何でこんなに毎年毎年街路樹を剪定するのか疑問に思っていた。

街路樹の剪定にはいろいろと議論があるらしい。
落ち葉問題とか、見通しが悪くなるとか、単に公共事業の一環というのもある。
かなり難しい問題のようだ。

まっ、そのような問題は置いておいて、
先日見た環8の街路樹はこれはこれで純粋に造形として見れば面白そうだが、
生き物としてみたらチョッとかわそう。
ブッチギリ剪定だ。
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次の写真はフランスの田舎町のグレーというところで見たもの。
コブコブ?げんこつげんこつ?
思わずニコッとしてしまった。
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外人の親類

2009.04.03

身内ことで恐縮だが、
僕の親類にフランス人がいます。
姪の旦那です。
いま日本にいてJAZZピアノを弾いています。
名前はフレデリック

何で姪がフランス人と結婚したかというと、
バイオリンの勉強のためフランスに留学したのが、事のきっかけ。
多分、目の青い子(彼の目はそんなに青くないけど)と結婚することになるのでは?
と僕は思っていたが、案の定そうなってしまった。
妹夫婦はかなり心配していたようだけど、仲良くやっているよう。

で、彼のコンサートを先日、青山のMANDALAに聞きに行った。
身びいきかも知れないけど、
なかなかいい!
現代音楽と民俗音楽、にロックを融合させたようなJAZZ。
世界がハイブリッドしている。
彼の作曲もあった。
あんな音楽、聞いたことがないなー。
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中央でピアノを弾いているのがフレデリック。
オジサンとしても、彼が活躍してくれることを祈るばかり。
(ちなみにNHKのフランス語講座にも出ていました。)

ポレポレクリニック

2009.04.02

以前建てた住宅の建主しさんから、
心療内科を開業するとのことでインテリアを頼まれた。
場所はJR武蔵境駅南口のロータリーの真正面。
ビルの4階で、パソコンアビバの下のポレポレクリニックという、
ちょっと変わった、楽しい名前の心療内科です。
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心理療法の一種で、
「箱庭療法」という治療があることは以前から知っていたが、
これが実に面白いんです。
このクリニックにももちろんこの設備があり、
白い砂を敷いた箱の中に人形や動物などのおもちゃを自分勝手に並べて遊ぶものです。
その玩具です。
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何だか玩具屋に来ているようだけど、ここはれっきとした医院です。
このおもちゃセットは30万円、50万円、100万円といろいろあるらしい。

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僕もチャレンジ。
できるだけオドロオドロシイ玩具を集めて作ってみました。
これが結構楽しいんです。
お寺を正面に置いて、両側に墓だとか、お化けだとか、・・・・
ここがポイントだけど、お寺の裏の木の陰では抱き合った男女。
これって精神分析的にはどうなのかなー。
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やってるととにかく楽しくて、
段々とはまっていきます。
何だかやった後はスーっとした感じ。
なるほど、と思った次第。

調子が悪い方はポレポレクリニックへどうぞ。
辻内優子先生という、いい先生ですよ。

真面目な大人の火遊び Ⅱ

2009.04.01

以前報告しましたが、その後の防火木製建具(=木建、もくたて)の実験報告です。
実は昨日、昨年度度最後の実験を行いました。
以前報告したよりずっと大きな試験体での実験です。
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20分間800度の温度に耐えることができるか、これが目標。
これを達成できれば都市部で木建てを使うことができます。
これまでの実験は紆余曲折。
そうそう簡単にはいきません。
しかし段々と問題点が分かってきました。

で今回の実験の結果は?
大成功!!

今年度も国交省の研究補助金でさらに研究を進め、
国の認定を取得し一般に使えるようにしたいと思っています。
社会のため大人の火遊び、です。

グニャグニャなアパート

2009.03.26

現在杉並区で計画している共同住宅(長屋)です。
敷地は細長~~~い。
共同住宅(長屋)になると建築基準法が面倒。
でもこの案でどうにかいけそうです。

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グニャ、グニャと曲がっています。
にもかかわらず、全般的に日当たり良し。

左上の奥から入り、そのまま進んで建物の下をくぐると中庭です。
このアパートはアプローチを大切にし、次々といろんなシーンが展開するでしょう。
中庭は藤棚があったりして楽しく作りたい。
完成は来年春です。

自邸 Ⅵ

2009.03.21

近所の桜の蕾はずいぶん膨らんでいるにもかかわらず、
昨年植えた我が家の枝垂れ桜はなかなか蕾がつかない。
ひょっとして根がつかず枯れてしまったのではと心配していたら、
1週間前、ほんの少しの気配があり、
2~3日前は確かに蕾だとわかり、
今朝見たら立派な蕾に膨らんでいた。
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毎日この変化を見るのが楽しい。
マンション住いのころには、このような楽しみは全くなかった。
「住まう」ってこのようなことなんだな~、しみじみと思った。

フェイクな本物の木

2009.03.14

べニア(合板)は何枚かの薄い板を接着剤で張り合わせたもの、
さらに表面だけ木目の美しい薄い板を張って、
フェイクに仕上げたものを化粧合板と言います。
よくあるのは楢(ナラ)合板や楢フローリング。

その表面に張り付けるものが下の写真。
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一本の丸太を薄く、薄くスライスしたものを積み重ねてある。
スライスしても、まだ丸太の形状は残っています。
これを見たのは「北三」という合板を作っている会社。
一枚が0.3㎜とか0.6㎜。
すごい技術です。

車の内装に木目調をあしらい、高級車らしく見せたものがある。
あれはてっきりプラスチックだと思っていたが、
本物の木の合板なんだそうだ。
本物というのはちょっと変だけど、
一台一台違った木目になっているらしい。
北三のスライスした木のシートを楽器会社(ヤマハ)がテカテカに加工し、
トヨタに納入するとのこと。
テカテカだから本物だと思わなかったのかもしれない。

余談だが、カローラは本物の?プラスチックらしい。

いけばなーⅡ

2009.03.11

今、関東平野ではこぶしの花が寒空にポッ、ポッと咲いています。
真っ白い花を見上げると、気持ちが引き締まるようで心地いい。

お客さんがこぶしの花を持ってきて下さった。
さっそく生け花。
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ところで、こぶしは僕が床柱(とこばしら)に愛用する木。
シブいんです。

講座のお知らせ

2009.03.05

泉が出る三つの住宅設計講座のお知らせです。

一つ目が、
僕が所属している「家づくりの会」の主催で行うものです。
講座内容は、
「住宅の設計は楽しい。でも勉強しなければならないこと、また苦労もたくさんあります。
現実の仕事はどのようにして進めるのか、
これから住宅設計をやりたいと思っている学生、設計事務所勤務の人、設計事務所を立ち上げて間もない人を対象に、
キャリアを積んだ家づくりの会の講師陣が中心となって講座を開きます。」
約1年間に渡り全10回です。

校長:泉幸甫  副校長:川口通正 本間至です。
申し込みは、
http://ieinfo.exblog.jp/10349235/

二つ目は、
京都、「鴨川建築塾」で開かれるもので、
全10回のうち、隔月の5回を僕がやります。
http://www.saikobo.com/kamogawa.html

以上二つは住宅設計を学ぶ若手が対象です。

三つ目は「家づくりの会」で行う一般の方向けの講座。
4月18日(土)、新宿のアクタスで開かれます。
http://ieinfo.exblog.jp/10397117/
興味のある方は是非ご参加を。

お宝、インド編

2009.02.23

今度、このブログの「お宝、がらくたミュージアム」コーナーに入れるトレーです。
買ったのは19年前に行ったインドのアグラ。
アグラには有名なタージマハールがあり、今でも石の細工が盛ん。
この旅行では、やたらと買い物をせず、1品かせいぜい2品にしようと決めていた。
アグラの店で目に留まったのが最も奥の高いところに飾ってある石のトレー。
向こうの方からこれ、これと呼んでいるように思えた。
大きさは長さが38センチの真白い大理石に、いろんな色の石で模様を象眼してあります。
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インドだけでなく多くの国で定価というものがなく、
値段は交渉で決まる。
だいたい向こうが言った値段の半分か、3分の1が落とし所。

でもこのトレーはさすが店の奥の高いところに飾ってあるだけに高い。
ベリー、イクスペンシブ!!と何度も言ったが安くならない。
半分諦めはあったが、帰るそぶりをしてみた。
しかしインド人は追っ駆けてこない。
いまさら引き戻すわけにはいかない。
あー、やっぱり駄目かとあきらめてホテルに帰って、友達と酒を飲んでいたら、
先のインド人が目の前に現れ、
「ユアー コスト OK」とのことで商談成立!

しかし、あのインド人は僕の泊まっているホテルをどうやって探したのか、不思議。
それともいろんなホテルを探しまわったのだろうか?

(トレーの上に乗っている種はメキシコで拾ったもの、関係ないのですが)

おじさん殺しのチョコ

2009.02.20

僕はお酒も大好き♥
でも,甘い物も好き♥
だからバレンタイデーも大好き♥

でもチョコレートはそんなにもらえるものではない。
最近はもっぱらギリっぽいチョコ。

そんな中でも素晴らしいチョコを貰った。
以前にもこのブログに書いたことがあるが、
焼酎の絶品「百年の孤独」を包んだ、「百年孤独ボンボン」
これってお酒好きで、かつ甘党のおじさん殺しには最高!!!!
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百年の孤独は独特の苦味がある。
この苦みとチョコの甘さがうまく溶け合っている。

プライズシステム

2009.02.19

先日草加市役所より、突然電話が来て、
「草加市まちなみ景観賞」を受賞されました、表彰式に来ていただけますか? とのこと。
む、む、む・・・・????
草加市に賞を応募した覚えはないんだけどな・・・???、
建築関係のほとんどの賞は、
賞をもらいたい人が自ら応募するシステムになっているんだから。
主催者が勝手に探して選ぶわけではない。

電話口で何だろうと思いを巡らしていたら、どうも草加に建てた建主しさんが応募していたようだ。
というわけで「草加せんべいの庭」がめでたく景観賞を受賞。
市長さんが直々に賞状を渡して下さった。
ところで公的機関が賞を出すには、これも条例でいろいろと規定しているんですね。
なるほど、市長さんも法に従って賞を渡しているのか。

賞状を貰うのは幾つになっても嬉しいもの。
最初に賞状をもらったのは小学1年生の時。
その時は有頂天だった。
紙っ切れ一枚だけど、なんなんでしょうね。

建築家の卵達

2009.02.17

建築家を目指す大学生にとって卒業設計は特別なもの。
どの大学の建築学科も年々その特別さが激しくなっている。
僕らのころは大したことがなかったが、
今の学生は、その大学で1等賞をとる名誉に向け必死だ。
またその先にある、全国の卒業設計大会での栄誉を得たいと思う。

先日、日大の卒業設計の審査会が開かれた。
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どんなにエネルギーを注いでも、彼らの作品は決して実際に建てられるものではない。
例え賞を得ても、その先に何年もの修業期間が控えている。
彼らにはもっと厳しいリアルな試練が待ち構えているのだ。
しかも、ものになる人間は一握り。
建築家って、ずーーっと頑張り続けるしかない職業のようだ。

枯れかかっている椿だけど

2009.02.09

何を明かそう、僕はけっこう甘党、とは以前書いたが、
もう一つ、隠れた趣味があって、
それは生け花。
悪い趣味ではないと思うが、
男が…?
と言われるような気がしてならない。

特に習ったわけではないし、我流。
たまたま花があったりすると生けたくなる。

一人住まいの、かなりお歳の先輩建築家の家を訪れた時、
なかなかいい生け花が飾ってあった。
ふ~ん、時々女の人が来てるんだ、この人いつまでも元気だな~、と勘繰った顔をしている僕を見て、
「どう?泉、うまいだろう」と自慢げに言う。
どうも女性が生けたのではなく、自分のデザインセンスを自慢しているようだ。
よく見ると、なるほど建築家らしい隙のない完璧なコンポジションだった。

そんなこともあってか、それから特に花を生けるようになった。
先日建主しさんが庭に咲いている椿をお土産に持ってきて下さった。
さっそく生けた。
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花瓶は19世紀のイギリスのインク瓶です。

お勧めの本 Choga

2009.02.04

韓国の民家が好きでたびたび韓国を訪ねた頃があった。
何だかんだで10回近くは行っただろうか。

朝鮮動乱で韓国の民家は焼き尽くされたが、
それでも残った民家でさえ、日本と同じく経済的近代化とともに抹殺されてしまった。
僕が韓国を訪れていたのは20年位前だったから、
その抹殺された後のわずかに保存されたものにすぎなかった。
それでも韓国の民家に、住まいの原点を見るような感動を覚えたものだ。

10年近く前、韓国の民家「草家」という本を骨董屋で手に入れた。
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それは僕が韓国をたびたび尋ねる前の、1970年代に撮影されたもので、
韓国が近代化する前の滅び去った民家を撮った写真集だった。
僕が実際に目にした民家よりさらに素晴らしい住の風景が広がっていた。
住まいが生活とともにあった幸せな時代が写真集として綴られ、
少々目頭が熱くなる素晴らしい本だ。
しかし中に書かれている文はハングル文字で、何が書いてあるかさっぱりわからなかった。

何て書いてあるのかぜひ知りたいと思っていたが、
それが最近日本語に翻訳されて出版された。
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ぜひ手にしてみてください。

マティスの教会

2009.01.31

画家マティスが作った教会を知ったのは大学4年生の時だった。
友達の家で、日本の画家がニースにあるこの教会を訪ねた時のスライドを見ることができた。
このときかなり感激したのを覚えている。
にもかかわらず、その存在を忘れていて近くを通ったにもかかわらず素通りしてしまっていた。

先日「美の巨人たち」というTV番組でこの教会をやっていた。
今見てもいい!
ステンドグラスや壁画が建築と一体となって素晴らしい。
建築と一体となってというより、建築そのものになっている。
しかし現在、建築界ではこのような装飾的なものはあまり評価されない。
この装飾の排除は建築を狭い範囲に押し込めてしまい、
建築家と一般の人々とのあいだに溝を生み出してしまっているのではないか。
多分いつか装飾、それにテクスチャーなど、
目の前にあるモノへの関心が建築界にも必ずよみがえるに違いない。

http://www.musee-matisse-nice.org/expositions/chapelle_2001.html

ヒロカマ先生

2009.01.28

広瀬鎌二とは建築家なら誰でも知っている人。
知らない人がいたらモグリ?
通称ヒロカマさん。
今年で84歳になられる。

そのヒロカマ先生のご自邸に、先生の愛弟子の山本成一郎さんにつれられて正月早々お邪魔した。
ヒロカマ先生は武蔵工大の先生(古建築の研究)もやっておられたプロフェッサー・アーキテクト。
だから建物にも歴史を概観した人ならではの、一つ筋の通った思想がある。

30年ほど前、先生の講演会を聴き感銘を受けたことがあり、
ぜひ一度お会いしておきたい方だった。

久しぶりにお会いした先生は体が不自由になっておられたようだが、
研究への情熱はまだまだ。
若い時に何かをやった人は年をとっても仕事への情熱は冷めないもののようだ。
逆もそうだろう。

先生のご自宅の名は「肆木(しもく)の家」。
武蔵工大の学生の実習も兼ねて作った伝統工法による住宅。
体が不自由で片付けもままならないのだろうが、
よく見ると随所で勉強させられる。
名作だった。
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2ヶ月に一回大掃除

2009.01.23

しばらく片付けをしないでおくと、事務所の中はモノで溢れ返ってしまう。
そうすると頭の中までスッキリしない。
勇気を出して捨てるのが一番。
昨年の暮れ大掃除をやったが、終わらずに正月仕事始めにまた片付けをやった。

今やっている建物ではラフモデルから最終模型まで5つも作ったから、
そんな調子だと、
模型が事務所に溢れ返ることになる。
せっかく作った模型を捨てるのは忍びないが、
意を決して捨てるしかない。
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テーブルの上の模型は廃棄のために集めたもの。
今年は2ヶ月に1回大掃除と決めた。
もちろんそのあとは皆で飲み会です。

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