鉄平石を求めて・・・
2008.03.23
現在設計中の建物のため、諏訪湖の近くの霧ケ峰へ行きました。
鉄平石の採掘場に何度か行ったことがあるのだけど、
行くたびに思うことはその原始的な風景。
これは江戸時代?
近代化が進む中で採石場は依然として前近代的。
大谷石の採石場もそうだったけど・・・。
鉄平石の採石場に行くと規格に合わない(薄く割れない)デッカイ石がごろりと転がしてある。
これが実は安い!
規格外だからめったに使う人がいないからだ。
このくらいのデッカイ石も今度の計画に使いたい。
さらに採石場を歩いていたら、
美しい石積み発見。
これも使えそう
素材の生産現場に自分の足で実際に行かないとこのような発見はない。
諏訪の鉄平石も、大谷石も「お手軽に使えるタイル状にした石」に押されてなかなか苦しいようだ。
でもお手軽な材料ではそれなりの建物しかできない。
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