ながみひなげし Ⅱ

2020.06.17

先月書いた」「ながみひなげし」の続きです。
暫くして同じ道を通ったら、あの赤い花がこのようになっていました。
これも可愛い。

近くまで寄ってみたら、ホントに可愛い。
でも、この中はどうなってるのだろう?

仕事場に持って行き、可愛いとは思いながらも、
カッターナイフで切ってみたら、 中から種がいっぱい出てきた。
成る程、これだったら繁殖が旺盛なのも頷ける。
下記は「ながみひなげし」についての農環研ニュースからの引用です。
「一つの実に平均1600粒の種子が内蔵されおり、一個 体から100個の実をつけることもあるので、最大で一 個体から15万粒の種子が生産されます。種子の表面 にはくぼみがあり、でこぼこしており、車のタイヤな どにくっつきやすくなっています。梅雨時に種子がで きるので、道路の中央分離帯にできた種子が、雨で濡 れた車のタイヤにくっついて運ばれ、道路沿いに分布 を広げていると思われます。交差点の信号の付近に特 にナガミヒナゲシの群落が見られるのは、タイヤに着 いた種子が信号待ちで落ちるためと思われます。」
とのこと、 なるほど!