森を見てきました。
先月「木の建築賞」の選考委員で、秋田は能代に行きました。
そのような賞でしたので、選考の次の日に天然の秋田杉(天杉)の森を見に行くツァーがありました。
それは深い山。
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そこに日本一高い杉の木がありました。
高さ58メートル、マンションで言えば20階建てぐらい。
どこまでも真っ直ぐに伸びる木です。
![Rimg1074_2 Rimg1074_2](/cms/wp-content/uploads/oldimages01/rimg1074_2.jpg)
直径1,6メートルで、根元は苔むし風格がある。
![Rimg1085_2 Rimg1085_2](/cms/wp-content/uploads/oldimages01/rimg1085_2.jpg)
しかし今やこのような天杉は明治から昭和にかけての大量伐採で、
もうほとんどない。
もう少し計画的にやっていたら、と思うが・・・。
でも、こんなことは人間がいつもやること、ではあるが。
かつて秋田杉で賑わった能代の町も今は寂れている。