ワールドカップは見ないで、オシムの本を読もう

2010.05.27

いよいよサッカーの話題。
と言っても、もう一つ盛り上がらない。
先日の韓国戦はどうしようもなかった。
カメルーンを油断させるために寝た振り?
でもそんなことはないな。
ボールが前に行かない。
横どころか後ろに回していたんでは勝つはずがない。
オシムの時はそうでもなかった。

いまさらオシムと言ってもどうにもならないことは分かっているんだけど、
でも、でもオシムの本の紹介。

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おそらくオシムが直接書いたのではないと思うが、
誰かがヒヤリングしてまとめたものだろう。
だが、オシム節全開の本。

僕が面白かったのはサッカーを建築と読み替えるかとができること。
オシムはかつて数学者か物理学者を目指していたそうだから、
言うことに広がり、普遍性がある。

もう一つオシムの本。
このブログによく書き込みをしていただいている「お邪魔虫さん」の紹介による本。

オシム通訳をしていた千田善さんの『オシムの伝言』(みすず書房)、
これも面白かった。
近くにずっといた人の言葉だけあって読んで行くうちにドンドンひきつけられる。
アーーー、オシムさん、何で倒れてしまったの!