この建物、な~に?
![Img_0345 Img_0345](/cms/wp-content/uploads/oldimages01/img_0345.jpg)
建物の間口は1間、奥行き1間の1坪(2畳)の小さな、小さな建物です。
入り口の障子は引き分けで、建物の外側にはみ出すようになっています。
横から見ると、
![Img_0353 Img_0353](/cms/wp-content/uploads/oldimages01/img_0353.jpg)
中をのぞき込むと、
囲炉裏の両側にベンチ、奥に畳が1枚敷いてあります。
![Img_0349 Img_0349](/cms/wp-content/uploads/oldimages01/img_0349.jpg)
中に解説書もありました。
かつて多摩川に橋がなかった頃、
渡しの船頭さんが客を待つ小屋だったとか。
![Img054 Img054](/cms/wp-content/uploads/oldimages01/img054.jpg)
冬は寒いので、焚火をしながら待っていたのでしょう。
さらに読んでいくと、多摩川が増水するときは、担いで移動したとのこと。
モバイル建築だったんですね。
川崎市立日本民家園にあります。