やった!HAYABUSA
2005.11.29
ANEHAなんて暗い、嫌なニュースが続いている中で、すごーくうれしいニュースがあった。
小惑星探査機「はやぶさ」の快挙だ。
日本のロケットは失敗ばっかり、こんなに技術が進んでいる国なのになんで?アメリカやソ連、それに中国まで有人飛行をやったというのに、と思っていたら今回の「はやぶさ」はやってくれた。
太陽の反対側の気の遠くなるほどにある小惑星「イトカワ」で複雑な操作をやり遂げてくれた。月からアメリカのアポロが石を持って帰って来てくれたことあるが、それ以外では今回の「はやぶさ」がはじめてになるだろう。再来年には地球に数十グラムだが小惑星「イトカワ」からの小石や砂のお土産を地球に持ち帰るらしい。
そこまででも「はやぶさ」がやってくれたことがうれしいが、それ以上にうれしいのは、小さな組織、少ない予算で、軽自動車のような探査機でミッションのかなりを成し遂げたこと。しかもそれを支えたのは中小企業の高い技術力、専門性だったようだ。
日本には日本らしい宇宙開発すればいいわけで、大変個性的なことがいい。巨大なサターン型ロケットなんて必要ない。東大阪の中小企業の共同体も宇宙開発分野に進出を図っていると聞いたことがあるが、これも頑張って欲しい。
日本の街の風景は大きなジェネコンやディベロッパー(ANEHA氏のお友達)で作られるべきではない、と言うのがかねての僕の主張。今回の「はやぶさ」の快挙はそれに通じる。
もっと「はやぶさ」について知りたい方は次をどうぞ。
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/movie.shtml#