高知、愛媛の旅 Ⅱ 無患子

2017.03.24

吉良川の街並みの特徴は水切り瓦を重ねた蔵にあるが、もう一つ 「石ぐろ」という石塀も魅力的。

この石塀、下の方は大きい石積みだが、上部は小さい丸い石積み。

ただ小さな丸い石積みというだけでなく、割った石のようだ。

よく見てみると、

本当に割った石を積んでいる。

それもラグビーのボールのような楕円の石を二つに割ったもの。

海辺を見たら確かにラグビーボールのような石がたくさんあった。

 

この石は2~30年前に三宅島の海岸で拾ったもの。

あまりにも真ん丸なので、今でも大事に取っている。

海岸で波に洗われるうちに段々丸くなるのだろう。

吉良川はラグビーボール型、三宅島はまん丸、その違いはどうして生まれるのか?

石の目、石理の違い?それとも海岸の形状の違い?

 

この吉良川町で、珍しい植物の種も見つけた。

無患子(むくろじ)という植物の実。

半透明の殻の中に実が入っている。

これも宝になりそう。