現代の名工…Ⅱ(仮組)

2007.09.20

8月27日に書いたブログがどうなったか?の続きです。

建前(上等、棟上げ)の前に、
構造材を仮に組立てることを仮組(かりぐみ)といいます。
現在はこの仮組はほとんど行われなくなりました。
8月27日のブログの写真の何枚も並べたべニアはその準備のためのものです。

で、その先がどうなったかというと、
下に敷いたべニアの上に、梁や柱など加工した骨組みを仮に組み立ててみます。
そして調整を図りながら、細部の加工を付け足します。
複雑な角度や寸法を取るにはこの仮組がどうしても必要です。

その下小屋風景の写真です。
Rimg0752
このようにして作業場で一度組み立て、さらにバラし、
そして現地でもう一度、組立て直します。