泉スタジオ in Kyoto-1

2022.03.06

泉が校長をやっている「家づくり学校」の4年生、泉スタジオの授業を京都で行いました。
わざわざ京都で行ったのは、やはり家づくり学校の講師をやっている根来宏典君が京都の大学の先生になり、彼が住む京町家を訪ねてみようと思ったのがきっかけ。
そこで授業をし、さらに京都の建物を沢山見て歩く、という2泊3日の工程となった。

今回、最初に行ったのは、東本願寺の渉成園、その後に清水寺の近くにある河井寛次郎記念館へ行った。
河井寛次郎記念館には、大昔30歳ころに行ったことがある。
その時、川寛次郎記念館の中には登り窯があるが、その窯の近くにある2畳の部屋がいたく気に入った。
この部屋にまた会えるのが楽しみだった。
やはりいい部屋だった。あの時なぜあんなに気に入ったのか、それは2畳の部屋の大きさによるのではないかと気付いた。
関東の人間にとっての2畳は、物置くらいにしか使えない 狭っ苦しい 空間だが、京間の2畳は何とも程よい広さの、落ち着きのある空間になっている。
同じ2畳でもこんなに、雰囲気が変わるのか。
計算してみたら京間は関東真より、1,24倍の広さがあった。

河井寛次郎記念館にあった神棚。

次に行ったのが、高台寺、高台寺の中にある傘亭と時雨亭
何とも言い抜け感。
でもこの感じは写真では伝わらないかも。

いろんな建物を見ながらあーだ、こーだと皆で建築談義をしながら見て歩いたが、高台寺を下りる時はすでに夕暮れ。
ゴ~~~~~ン、鐘の音が京の町に響き渡っていた。

夜は、根来君の京町家にて、泉スタジオの課題指導。