杉の木の日蝕

2011.12.11

「家づくり学校」の学生諸君と秩父へ。
秩父の山で杉の伐採現場や製材所などの見学のため。
秩父はもう冬だった。
Tn_r0017994
この山、段々畑があるように見える。
それも頂上まで。
頂上まで段々畑がある山なんて、このあたりでは見たことがない。
と、不思議だなーと思っていたら、
あっ、そうかこの山は武甲山?じゃないかと思いだした。
確か石灰石を採ってたんじゃないかな?
だから段々になったのかも?
間違っていたら何方か教えて欲しいのですが。

杉の伐採現場では日本の樵(きこり)100人に選ばれている上林(かんばやし)の話を聞きながらの見学。
この上林さんの話が抜群に面白かった。
樵という仕事は木を切るだけかと思っていたら、
山全体の総体に係わっている人なんだと思った。
山の生態、生活、山とのかかわり方、山での仕事、山全体にかかわっている人なんですね。
その上林さんが伐採したスギの木をチェンソーで1cm厚に切ってもらった。
切ったばかりの瑞々しい木を太陽にかざしてみたら、輝いていた。
Tn_r0017976
夜は月蝕、太陽が真反対に回ってたわけだ。