最近読んだ面白い本

2022.10.16

森と木と建築の日本史 それに 日本建築史講義 木造建築がひもとく技術と社会 どちらも著者は海野聡さん。
木造建築に携わる人はぜひ読んで欲しい。

具体と抽象 著者は細谷功
売れている本らしい。
漫画付きで軽く読め始められるが、だんだんと深いところまで連れて行ってくれる。

中国の見方がわかる中国史入門 福村国春
高校の歴史の教科書がこの本みたいにできていたら、歴史が絶対に好きになっていたに違いない。
中国の歴史が、生き生きと繋がって捉えられる。

大衆明治史 菊池寛 この本も歴史を生き生きと知ることのできる本。
流石、文壇の大御所と呼ばれる人だけあって、歴史書もこのように書けるとは。なるほど大御所だ。

主権者のいない国 白井聡  
こちらの本は前二つのの本とは違って現代史で、今に生きる私たちに鋭い切れ味で迫る。
以前紹介した「武器としての資本論」と同じ著者。

撤退論 内田樹  建築界では今リノベの勢いが止まらない。
別に建築の本ではないが、リノベに携わることへの力強い思想的背景を与えてくれる。

みどりの空間学 36のデザイン手法 古谷俊一  題名の通りに建築的に見た庭の樹木を扱った本で、私の作品も取り上げて頂いている。是非実体験したい緑を扱った素晴らしい場所が36も紹介されている。