大谷(おおや)石 Ⅱ

2009.05.11

先日の石切り場の遠景が何故、様になっているか?
よく言われるように山を崩すとシゼンハカイ!と問題になる。
でもこの風景にはそん感じがちっともしない。
むしろ、美しい、と思いませんか?
何故だろう?と考えたのだが、
切り出した面に「秩序」があるからでしょうね。
大谷石を切り出すときは、垂直に、そして水平に(かなり厳密に)切り出す。
結果的にそのような垂直、水平の幾層ものの組み合わせで造形さることになる。
ダイナマイトで、ドカーンというようなことはしない。
山を崩すといっても、丁寧に、丁寧に、なんですね。