地震Ⅱ

2011.03.16

地震の翌日、翌々日は長野県松本市での講演会、長野県の卒業設計の審査会が予定されていた。

12時の新宿発「あずさ号」で行く予定だったが、はたして電車は動いているのか?
朝起き、インターネットで電車の運行状況を探したがさっぱりわからない。
TVでも確実なことは分からないが、まだTVのほうが役に立つ情報が多かった。
(インターネットがこのようなときは役に立つと思っていたが、意外や意外。まだまだ一極集中型のメディアの役割は大きい)

とにかく新宿駅まで行ってみるしかなく行ってみたが、「あずさ」は動いてない。
主催者側から新幹線が動き始めたようなので、長野まで来てもらったら松本から迎えに行きます、とのこと。
しかし新幹線に乗るまでの山手線が動いていない。

どうにかこうにか松本まで行こうと右往左往したが、結局松本についたのは夜の8時。
もちろん講演会は中止で、明日の審査会のために前日に到着したようなもの。

主催者側の長野県の方々は当然懇親会を始めていて、別世界。
「大変でしたねー」とねぎらってもらったが、
こちらはまだ地震での興奮が冷めやらない最中、
別世界との波長と直ぐにはかみ合わない。
波長が合うようになったのは、かなり酔いがまわってからだった。