台湾シリーズの合間に、一呼吸

2017.06.23

このブログの5月14日の「リンク・リンク・リンク」の最後に、

「ところで、この家の窓には秘密がある。あまりにも窓を道路に開くとプライバシーが損なわれ過ぎる。それをうまく調整する仕掛けがある。それは次回までのお楽しみ」と書いていたのだが、

読者より続きがない、との指摘。「台湾シリーズ」に気を取られ、忘れてた。失礼!

セイキ販売という会社があります。その会社が出している「断熱ブラインドハニカム・サーモスクリーン」という製品を道路に面する窓に着けています。このハニカムスクリーンはいろいろあって、その中のツーウェイタイプというもの。このタイプは窓の上下方向の、どの位置でも止まる。

次の動画の42秒目あたりにこのツーウェイタイプが出てきます。

https://www.youtube.com/watch?v=-9ZG7ma7tW8

外を感じたいんだけど見られたくないときは、下の方にブラインドを下げ、上部だけを開けプライバシーを保つことができる。

こような上げ下げができるハニカムブラインドは最近いろんなメーカーで出しているが、この商品は大変断熱性能に優れている。それは2重のハニカム構造の上に、ブラインドの左右から冷気が入ってくるのを止めるレールを取り付けられるようになっている。

しかしメーカーで販売している純正のレールは不格好なので、私の事務所では「泉印のレール」を付けている。

その図面です。

メーカーの宣伝をしたうえに、ディテールまで公開しちゃって!ま~良いか。