今年一番の本

2012.12.31

本の前に、今年一番のTV、から。
最近NHKのEテレ、月曜夜11時からやっている「スーパープレゼンテーション」が面白い。
このスーパープレゼンテーションはアメリカのTEDという番組を日本向けに放送しているものだが、認識の幅を広げさせてくれ、とっても刺激的。
なんだかんだ言ってもこういう番組を作れるアメリカはまだまだ大したもんだ。
毎回違う人が出てきてプレゼンテーションを行う。
その中でも最も面白かったのが、
マット・リドレーの「アイディアがセックスするとき」

前書きが長くなったが、
今年一番の本が、
この番組をきっかけにマット・りドレーという人に興味を持ち読んだ繁栄明日を切り拓くための人類10万年史です。

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リドレーは究極において僕と立場は異にするけど、「分業」「専門化」「交換」からの視点は新しい視野を広げさせてくれるものだった。
このキーワードから建築を見ると、建築の生産とデザインの関係に新しい地平が開ける。
他の分野においても何らかの示唆があるに違いない。