一か八かで・・・Ⅱ

2007.09.02

買ったウォールナットの丸太の製材がどうなったか?ですが、

その前に、製材をどのようにして進めるか、
話しましょう。

盤状にスライスする時に、
丸太をどの向きにスライスするかが、とっても大事。

例えば、節は一般に芯に向かって伸びています。
その節に対し、直行方向に、あるいは平行方向に製材するかで、
節の出方が違います。
製材の仕方で価値が全く違ってしまいます。

これには大いに悩まされます。

とはいえ、どんなに悩んでも実際にふたを開けてみないとわからないもの。
最後はエイヤッ!と決めるしかない。
ウン百万のスリリングな掛け。
人生のある場面での決断のようなものです。

次の写真が製材の方向をあーだ、こーだと決めているところです。
005
そのように悩んで決めた後は、「生板の上の鯉」状態。
後は出てくるのを待つしかない

次の写真は、
一枚目が今、開かれようとしています。

ドキドキです。
Rimg0626
次回は、どんな木目が出てきたか、いよいよ御開陳です。