デザインコース賞

2016.03.02

先週の土曜、大学で教えている学生の設計課題の発表会があった。
日本大学生産工学部のデザインコース、各学年30名ずつの学生たちで、
前期は2年から4年までの90名、後期は2年から3年までの60名の学生の全作品から、
学年は関係なく、一点だけを選び最優秀賞を決めるというもの。
授業は1月初めに終わっているのだが、
その後も発表会に備え、寝る時間も惜しんで課題制作に取り組んできた。

学生たちを前にして、受賞作品を順々に先生方で議論や投票をしながら絞り込んでいくが、
その一瞬、一瞬に学生たちは相当、緊張している様子。
これが全部の中から6点に絞り込んだ作品達。
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一点一点が良くできていて、甲乙付け難い。
どこの大学にも負けないくらいの出来栄え。
いい作品というものは、何をやりたいかがはっきりしていて個性的だから優劣をつけられるものではない。
でもあえて、これらの中から1点だけを選択しなければならないからしようがないが、
この作品が最優秀賞。
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こうやってみるとやはりエネルギーに満ちていて最優秀賞には値するようだ。

授賞式の時、最優秀賞の学生は顔を真っ赤にして「何を言っていいかわからないくらいうれしいです!」
2席だったの学生は率直に「悔しいです!」と。

若さって、本当にいい。