ダブルブッキング

2010.04.24

ついに!、やっと!、よくぞ!、すごい!、何でもいいんだけど、
小惑星探査機「はやぶさ」が6月13日に再突入というところまでこぎ着けた。
まだまだ課題は多いようだけど。

到着予定場所はオーストラリアの砂漠。
カプセルがパラシュートで降りてくる。
打ち上げたのが2003年5月だから7年間宇宙を旅して帰還することになる。
これまでのはやぶさに関するブログです。

何でこのはやぶさに興味を持ったかと言うと、
小学生のころソ連が初めて人工衛星スプートニクを打ち上げ、その影響で宇宙少年だったことの延長。
それにはやぶさは想像できないぐらの難局を乗り越えての帰還だからだ。
日本の宇宙開発はずっと他国の後塵を拝しきたが、
その理由は宇宙開発は軍事技術に直結することから日本ではできなかったことや、
日本の科学技術への予算は目先の効果を狙ったもので、「夢」に対しては向けなかったことによるのだろう。

しかし限られた予算で打ち上げられた「はやぶさ」で、一気に日本らしい技術で世界からリスペクトされることになるに違いない。
新政権による「仕分け」は評価に値するものだが、次の「はやぶさ計画」もあるようで、その予算だけは削ってほしくない。科学は「夢」の実現でもあってほしい。

地球に再突入は夜の11時ころで、地上に降りるまで1時間くらいかかるから14日の0時ころ。
ところで、その14日はワールドカップ第1戦、日本―カメルーン戦、の日。
「はやぶさ帰還」ニュースは南アフリカで聞くことになるか。