あけましておめでとうございます。

2005.01.04

戦後60年、今年は日本の還暦だそうな。
なるほどそう言われてみると、思い当たる節も無いではない。
見直したほうがいいことは、確かにこの日本にいっぱいあるからだ。

でも今年の年賀状でおもしろかったものの一つに、今この日本はまだ世紀末と主張しておられた方がいた。
それによると近代建築のスタートとしてのエポック的な出来事は、ル・コルビュジェによるドミノ計画、とされるが、
それは1914年のこと。
だから2014年がミレニアムで、まだいまや世紀末ということらしい。
(ドミノ計画についてはhttp://www.taisei.co.jp/galerie/archive/history.html

僕にとって、ル・コルビュジェは凄い人なんだろうなとは思うが、あまり評価したくない人。
だからドミノ計画を基準にするのは、僕にとっては面白くないのだけど、
いずれにしろ今が還暦だとか、世紀末と言われるのは時代が動き始めた証拠なんだろう。
こんな時こそ、ブレずに、じっくりと次の時代を見つめて仕事をしたいと思う。