どん底

2018.11.09

ちょっと前に、「どん底」に行きましょうよ、
とのことで「家づくり学校」の学生諸君と新宿での懇親会へ。

どん底は懐かしい。
「どん底」ってどういう意味?って聞いたらみんな知らない。
ロシアのゴーリキーの戯曲なんだけど・・・。
まだ左翼の運動が残っていたころ、
店内ではロシアの民族衣装ルバシカを着た人が、
カチューシャの合唱に合わせ、床を鳴らして踊ったりしていた。
酒を飲んでいるから大盛り上がり。
木造の床がどんどん響いていた。

建物はスキップフロアーで、小さな領域がたくさんあって、かなり複雑。
建築的にも面白い。
今はすっかり、昭和を感じられる場所として、
若い子たちは、面白ーい、と喜んでいる。

その後、ゴールデン街のほうにも回ったが、
ここもずいぶん変わった。
昔は少々、猥雑で怖い面もあったが、
今や外人観光客の観光スポットにもなって、
明るい、気の抜けたサイダーになった。。