二井進氏の作品

2019.08.04

僕はいろんな先生に勉強させて頂いたが、二十歳代の頃の先生は、造形作家の小野襄先生。

二井さんも小野襄先生の弟子で、僕は建築家になったが、彼は造形作家になった。

彼から個展の案内をもらい、銀座に見に行った。彼の作品はこれまでにもちょくちょく見ているが、今回の作品はこれまでと違い、新しい境地を開いた気がした。

作家にとって、新しい境地を開くのは大変なこと。同じモノ作りとして、よく分る。

記念に同じものを作ってもらえないか、頼んで帰った。この作品はマスターモデルを先ず作り、それから型取りして作ったものだから、複製を作ることができる。

1~2週間して作品が送って来て、我が家の床の間に飾った。

現代的な作品だけど、和室の床の間によく納まっている。